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資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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政府全体の「データ戦略」、厚生労働省の「データヘルス改革」を踏まえて、ICT・
AI 技術を用いた保健医療情報の活用の状況・将来像等を把握・分析し、保健医療分野
における AI 実装等のデータ利活用推進の方策を提案する。
・「保健医療分野における ICT・AI を活用した現場の負担軽減や医療の質の均てん化、
更なる精度向上に繋がる効率的なシステム開発と活用に向けた研究」
ICT ・AI 技術の活用により、現場の負担軽減に繋がり、効率的で質が高く均てん化され
たシステムを保健医療分野において幅広く提供することが期待されており、システム開
発および活用に向けた基盤を構築する。
(3)令和5年度の研究課題(継続及び新規)に期待される研究成果の政策等への活用又は
実用化に向けた取組
・「保健・医療分野における ICT・AI 開発に求められる環境整備に関する研究」につい
ては、ICT・AI 開発のためにデータを安全かつ円滑に使用できる環境整備および基盤構
築に取り組むことで、日本における ICT・AI 開発の加速化が期待される。
・「保健医療分野における ICT・AI を活用した現場の負担軽減や医療の質の均てん化、
更なる精度向上に繋がる効率的なシステム開発と活用にむけた研究」については、標準
化されたシステムとして、広く医療現場において活用されることが期待される。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画(令和4年6月7日閣議決定)

2.科学技術・イノベーションへの重点的投資
(2)AI実装
AI技術は、社会実装段階へ入り、産業化に向けた開発が活発化しているが、日本企業に
おける導入割合は米国企業に比して低い。
AI技術を基にした実践・試行錯誤の蓄積が重要であり、ディープラーニングを重要分野
として位置付け、企業による具体的ニーズを念頭に置き、その実装・開発を推進する。この
際、気候変動や防災関連等に加えて、物理・化学や機械等、日本が強みを有する分野とAI
の融合を図り、競争力の高い製品やサービスを生み出していく。
また、大学等や国の機関が保有するデータは、それぞれの機関に分散し、データ形式もバ
ラバラとなっているが、他のデータ基盤との接続を可能とし、民間企業等の利活用を進め
る。
データをできるだけ多く利用できる環境を整えるべく、プライバシー等の理由により秘匿
化された情報について、秘匿化したままで機械学習の処理を行うことができるよう、技術開
発を推進する。
グローバルに多額の投資がされており、継続して発展しつつあるAIの技術について、民
間企業による実践を通じたAIの実装を促すため、国立研究所等は積極的に技術情報の提
供を行う。また、国立研究所等におけるAIの研究開発について、体制の見直しを行いなが
ら、充実を図る。
【経済財政運営と改革の基本方針 2022(令和4年6月7日閣議決定)】
第2章 新しい資本主義に向けた改革
1.新しい資本主義に向けた重点投資分野
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