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資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (135 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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研究事業名

地域医療基盤開発推進研究事業

主管部局・課室名
医政局総務課
省内関係部局・課室名 医政局内各課室

当初予算額(千円)

令和2年度
342,800



令和3年度
325,800

令和4年度
325,800

実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
少子高齢化等時代が変化する中、豊かで安心できる国民生活を実現するための医療政
策を推進するために、地域の実情に応じた医療提供体制の構築、医療人材の育成・確保、
医療安全の推進、医療の質の確保等の課題の解決が求められている。
具体的には、医療計画に平成 26 年より「地域医療構想」、平成 30 年より「医師確保
計画」及び「外来医療計画」が位置付けられ、医療提供体制の構築に向けてより広範な
領域に関する研究が必要となった。また、今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大
により、様々な医療提供体制の課題が浮き彫りとなったことから、令和3年5月の医療
法改正により、令和6年から開始する第8次医療計画における記載事項として、「新興
感染症等の感染拡大時における医療提供体制の確保に関する事項」が新たに加わった。
さらに、令和6年に向けて医師に対する時間外労働の上限規制が段階的に施行される中
で地域医療提供体制の維持についての新たな課題が生じるなど、将来の質の高い医療提
供体制の構築に資する研究を推進することが求められている。
【事業目標】
少子高齢化の進展や医療ニーズの多様化・高度化により、医療を取り巻く環境が大き
く変化する中、豊かで安心できる国民生活を実現するために、効率的な医療提供体制の
構築、医療の質と安全の向上を目指し、新たな医療技術や情報通信技術等を活用するこ
とで、地域医療構想の策定や地域包括ケアシステムの構築を推進するための地域医療の
基盤を確立する。
【研究のスコープ】
① 地域の実情に応じた医療提供体制の構築
② 医療人材の養成
③ 医療安全の推進
④ 医療の質の確保
【期待されるアウトプット】

地域の実情に応じた医療提供体制の構築
・ 地域医療構想や令和6年度から開始される第8次医療計画の中間見直しを着実に
進めるために必要な、地域医療の実態把握、効率的で質の高い医療提供体制の特徴
の定量化、在宅医療の体制構築に係る医療機能モデルの提示、多職種連携や医療介
護連携を踏まえた医療提供体制に関する政策提言、小児科・産科を含む医師偏在指
標の見直しに関する政策提言等が期待される。
・ 令和6年度から開始される第8次医療計画に追加された、新興感染症等の感染拡
大時における医療提供体制の確保に関する事項について、中間見直しに向けたエビ
デンスに基づいた検討事項の提示等が期待される。
・ 令和6年からの医師の働き方改革を着実に実行するために、勤務環境改善に取り
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