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資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (59 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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「国民健康づくり運動における住環境整備のための研究」
健康住宅に求められる条件を整理し、健康住宅のガイドライン作成に資する成果を
得るとともに、住居環境改善による健康増進効果について整理する。
○健診・保健指導分野
「健康寿命延伸を目指した禁煙支援のための研究」
習慣的喫煙者に対し、効果的かつ持続的な禁煙支援法の検証を行い、喫煙者本人の
健康増進及び周囲への受動喫煙対策に資する成果を得る。
○生活習慣病管理分野
「循環器病の再発・合併症・重症化予防を、効果的に行う施策を検討する研究」
循環器病は再発しやすく、また合併症をきたす頻度も多く、重症化しやすいことが
知られているが、それらの明確な予防方法は明らかではない。そのため循環器病の再
発・合併・重症化予防について、これまでの科学的エビデンスをまとめ、ガイドライ
ンなどの作成を行う。
(3)令和5年度の研究課題(継続及び新規)に期待される研究成果の政策等への活用又は
実用化に向けた取組
「国民健康づくり運動における住環境整備のための研究」
令和6年度より開始予定の次期国民健康づくり運動では、健康づくりを行う上での
環境整備の観点についても検討を行うため、健康増進のために住居環境に必要な要素
を抽出し、健康づくり施策に反映させることを検討する。
「健康寿命延伸を目指した禁煙支援のための研究」
2020 年4月1日から改正健康増進法が全面施行され、「望まない受動喫煙のない社
会の実現」が目標として掲げられているが、喫煙行動の改善や、喫煙者の禁煙支援の
観点で十分な支援ができていない。本研究の成果を踏まえて、自治体や職場における
より効果的で、無理のない禁煙支援の体制を構築する。
「循環器病の再発・合併症・重症化予防を、効果的に行う施策を検討する研究」
循環器病予防についてのこれまでの科学的エビデンスをまとめ、ガイドラインを作
成し、循環器病の再発・合併症・重症化予防について周知を図る。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画(令和4年6月7日閣議決定)】
Ⅲ.1.(4)子供・現役世代・高齢者まで幅広い世代の活躍を応援
(予防・重症化予防・健康づくりの推進)
・2024 年度の次期国民健康づくり運動プランの開始に向けて、2023 年度の地方公共団
体の健康増進計画の策定・公表を支援する。
4.(2)DX への投資
(医療の DX)
・マイナポータル等を通じた個人の健診・検診情報の提供として、
「データヘルス改革
に関する工程表」に基づき、学校健診及び 40 歳未満の事業主健診情報の提供を 2023
年度までに進める。
・質の高い PHR サービスの創出のため、データの標準化やポータビリティ・セキュリテ
ィの確保に向けたガイドラインの策定等を行う事業者団体の 2023 年度早期での設立を
支援する。

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