資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (163 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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成果を、食薬区分の判断を行う専門家会合で議論を行う際の資料として活用し、議論
の結果、薬事監視に用いられる「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リ
スト」が改正された。
○献血可能人口の減少に対応できる採血基準案を検討し、改正に向けて準備を進めてい
る。さらに、新型コロナウイルス感染症の蔓延を踏まえ、感染後及びワクチン接種後
の方の、献血受け入れ可能とする期間の設定を行った。
○令和2年 10 月の第3回薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会の議題「卒後研
修について」において、調査研究の成果を踏まえて卒後研修の必要性や課題等につい
て議論がなされた。また、研究成果として得られた卒後研修プログラム案を踏まえ、
卒後研修をモデル事業として実施した。
2 令和5年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進するもの(増額要求等するもの)
特になし
(2)新規研究課題として推進するもの
【医薬安全対策】
○RMP に基づくリスクベースアプローチと患者教育の推進による市販後安全体制の再構
築に資する研究
個々の医薬品の特徴に応じた医薬品リスク管理計画(RMP)による医薬品安全確保に
向けて、医薬品企業による RMP の充実強化を図るための RMP 作成・運用マニュアル等の
策定と、リスク最小化のための患者向けの情報提供方法について提言を行う。
【薬事監視等】
○国際流通する偽造医薬品等の実態把握と対策の強化に向けた研究
偽造医薬品や個人輸入代行業者に対する欧米等の規制を調査するとともに、インター
ネットを通じて国際流通する医薬品の実態調査を行い、効果的な監視指導の方法を検討
する。
【血液事業】
○医療環境に応じた輸血療法の実施体制の構築のための研究
血液製剤の特性を鑑み、地域の実状に合わせた運用や、最新の科学的知見に基づいた
治療適応の判断が必要であることから、これらについて検討を行う。
【薬物乱用対策】
○大麻をはじめとする薬物の効果的な予防啓発活動の実施及び効果検証に向けた調査
研究
大麻に関する各国の規制や乱用実態、予防啓発活動の内容とその成果を調査し、大麻
をはじめとする薬物乱用予防啓発活動に活用するとともに、薬物乱用予防啓発活動の効
果検証を行う。
【薬剤師・薬局制度】
○地域住民に対する薬局薬剤師の介入効果に資する研究
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