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資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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の具体的な活用例を提示する。
【期待されるアウトカム】
・各国際統計分類の活用方法及び教育方法等についての知見を国際的に情報発信するこ
とにより、国際社会における我が国のプレゼンスを高める。
・統計調査における医療機関等の報告者や集計者の負担軽減等の効率化を図ることによ
り、我が国の厚生労働統計の精度の向上につながる。
・厚生労働統計の精度の向上によってデータの質が向上し、我が国の社会保障関係施策
の企画立案や課題解決に貢献する。
・政府全体の公的統計の整備に関する施策の推進に貢献する。
(2)これまでの研究成果の概要
○「我が国における ICD-11 コーディング導入に関する問題点の抽出と解決及び先進国
における疾病統計に係る情報分析」では、ICD-11 への準備状況について 17 カ国へ調査
を行い、我が国における今後の検討の参考となる結果を得た。(令和3年度終了)
○「NDB データから患者調査各項目及び OECD 医療の質指標を導くためのアルゴリズム
開発にかかる研究」では、患者調査の一部の調査項目における NDB データを活用した算
出方法を提案し、患者調査の調査手法の検討に資する基礎資料の作成に貢献した。また、
OECD の指標の導出における NDB データの活用可能性を見いだすことにより、国際比較
可能な数値の算出方法を提案した。(令和2年度終了)
○「医療・介護連携を促進するための国際生活機能分類を用いた評価と情報共有の仕組
みの構築」では、ICF サブセット日本版の再現性を確立し、さらに採点支援アプリケー
ションソフトを開発した。(令和元年度終了)
(3)これまでの研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
○ICD 改訂におけるコーディング上の課題の抽出。
○患者調査に基づく総患者数の推計方法等の変更について、研究成果を踏まえた検討会
での議論の結果、新たな推計方法を決定。
○統計情報に関する日本の知見を国際機関へ提供するための基礎資料の作成。
○保健医療データベースを活用したエビデンスの創出。
○ICF のサブセットと既存の指標を用いた、リハビリテーション医療における患者を対
象とした大規模データ収集方法の構築と ICF 評価手法の確立。
2 令和5年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進するもの(増額要求等するもの)
○「International Classification of Health Interventions (ICHI) の我が国への普
及のための研究」
ICHI は新しい国際統計分類であり、WHO では 2023 年に ICHI の採択を目指している。
今後採択に向けての検討事項が多々示されてくることが想定されるため、令和5年度の
研究内容が多岐にわたることが予想されており、研究をさらに推進する必要がある。
(2)新規研究課題として推進するもの
○「多様な現場での ICF の円滑な実用化及び統計への応用に向けた研究」
ICF については、WHO の動向を踏まえ、社会保障審議会統計分科会生活機能分類専門
委員会においてその活用方法を検討してきた。令和3年9月に開催された第 22 回委員
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