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資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (60 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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【経済財政運営と改革の基本方針 2022(令和4年6月7日閣議決定)

第4章 2.持続可能な社会保障制度の構築(抜粋)
(社会保障分野における経済財政一体改革の強化・推進)
・医療・介護費の適正化を進めるとともに、医療・介護分野でのDXを含む技術革新を
通じたサービスの効率化・質の向上を図るため、デジタルヘルスの活性化に向けたデジ
タルヘルス製品の質の見える化やイノベーション等を進め、同時にデータヘルス改革に
関する工程表に則りPHRの推進等改革を着実に実行する。オンライン資格確認につい
て、保険医療機関・薬局に、令和5年4月から導入を原則として義務付けるとともに、
導入が進み、患者によるマイナンバーカードの保険証利用が進むよう、関連する支援等
の措置を見直す。令和6年度中を目途に保険者による保険証発行の選択制の導入を目指
し、さらにオンライン資格確認の導入状況等を踏まえ、保険証の原則廃止を目指す。
「全
国医療情報プラットフォームの創設」、
「電子カルテ情報の標準化等」及び「診療報酬改
定DX」の取組を行政と関係業界が一丸となって進める。
【統合イノベーション戦略 2022(令和4年6月3日閣議決定)】
(戦略的に取り組むべき応用分野)
(5)健康・医療
〈医療分野の研究開発の推進〉
・他の資金配分機関、インハウス研究機関、民間企業とも連携しつつ、AMEDによる
支援を中核として、医療分野の基礎から実用化まで一貫した研究開発を一体的に推
進。また、基金や政府出資を活用して中長期の研究開発を推進。
・2040年までに、主要な疾患を予防・克服し、100歳まで健康不安なく人生を楽しむため
のサステナブルな医療・介護システムを実現するための挑戦的な研究開発を引き続き
推進する。
【健康・医療戦略(令和2年3月 27 日閣議決定)】
2.2.1 健康・医療をめぐる我が国の現状(抜粋)
我が国では、
(中略)平均寿命は年々延びて男女ともに世界最高水準に達しており、高齢
化率(65 歳以上人口割合)は、
(中略)2018 年には 28.1%に達するなどますます高齢化
が進展している。健康寿命と平均寿命との差、すなわち疾病などの健康上の理由により
日常生活に制限のある不健康期間は、2010 年から 2016 年の間に男女ともに約 0.3 年が
短縮されたものの、依然として 10 年近くの期間を占めており、更なる短縮に向けた取
組が望まれる。
(中略)診断・治療に加えて予防の重要性が増すと同時に、罹患しても日
常生活に出来るだけ制限を受けずに生活していく、すなわち、疾病と共生していくため
の取組を車の両輪として講じていくことが望まれている。予防については、二次予防(疾
病の早期発見、早期治療)、三次予防(疾病が発症した後、必要な治療を受け、機能の維
持・回復を図るとともに再発・合併症を予防すること)に留まらず、一次予防(生活習
慣を改善して健康を増進し、生活習慣病等を予防すること)も併せて取り組むべきであ
ることが指摘されている
4. 具体的施策
4.1.(1)研究開発の推進
○疾患領域に関連した研究開発
(生活習慣病)
・個人に最適な糖尿病等の生活習慣病の重症化予防方法及び重症化後の予後改善、QOL
向上等に資する研究開発。AI 等を利用した生活習慣病の発症を予防する新たな健康づ
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