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資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (137 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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(2)これまでの研究成果の概要
① 地域の実情に応じた医療提供体制の構築
・ 「ドクターヘリの効果的な運用および安全運航に関する研究」では、ドクターヘ
リの品質管理システムの基本的な枠組み、質的評価指標案を作成した(令和3年
度)。
・ 「海外の制度等の状況を踏まえた離島・へき地等におけるオンライン診療の体制
の構築についての研究」では、へき地におけるオンライン診療を導入すべき対象を
選定し、真に有効な地域・患者を特定するための調査項目を検討した(令和3年度
~継続中)。
② 医療人材の養成
・ 「臨床研修の到達目標・方略・評価等の見直しに向けた研究」では、令和2年か
ら適用された新たな臨床研修制度の到達目標・方略・評価の遵守状況と課題抽出の
データ解析やヒアリングを行い、次の制度見直しに向けた検討を開始した(令和3
年度~継続中)。
・ 「看護師学校養成所2年課程(通信制)の入学要件等の見直しによる影響の評価」
では、平成 30(2018)年の保健師助産師看護師学校養成所指定規則(省令)の改
正で見直された看護師養成所2年課程(通信制)の入学要件である業務経験年数
の短縮等が、入学者・教育体制等に与えた影響が明らかになった。
・ 「今後の社会情勢や助産師の活躍の場の発展を見据えた技術教育の内容及び方法
の確立のための研究」では、国内外の分べん介助技術に関する教育の実態把握を
行った(令和4年度継続中)。
③ 医療安全の推進
・ 「医療機関における医療機器安全管理の実態調査に関する研究」では、当該指針
を普及啓発するために医療機関向けポスター及びウェブサイトの作成を行った(令
和3年度)。
④ 医療の質の確保等
・ 「感染症の国際的流行等を踏まえた外国人患者の受入れ環境整備に向けた研究」
では、本邦の外国人医療の現状と課題が分析され、「外国人患者受入れのための医
療機関向けマニュアル」が改訂された。(令和3年度)
・ 「医師の労働時間短縮のための手法に関する検討」では、現行制度の下で実施可
能な多職種共同化の業務のうち、患者からの同意書取得業務の調査を行った結果、
業務を定型化することによって医師の労働時間を短縮する可能性があることが示
唆された(令和3年度~継続中)。
・ 「特定行為研修の修了者の活用に際しての方策に関する研究」では、看護師の行
う特定行為が与える影響に関するベンチマーク評価を可能とする、大規模データ
ベースを構築した(令和3年度)。
・ 「特定行為研修修了者の複数配置に関する実態把握及び有効活用に影響する要因
の調査」では、特定行為研修修了者の配置に係る修了者のガイドラインを策定し
た(令和3年度)。
・ 「医療の質及び患者アウトカムの向上に資する、看護ニーズに基づく適切な看護
サービス・マネジメント手法の開発(令和3年度~継続中)」では、医療の質及び
患者アウトカムに影響する看護関連指標に関する文献的整理と事前調査を実施
し、一部の指標の開発を行った。
(3)これまでの研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
① 地域の実情に応じた医療提供体制の構築
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