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資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (142 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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② 医療人材の養成
・ 「看護教員の継続教育に対するニーズ把握のための研究」
看護師等養成所の専任教員の継続教育に対するニーズ等の調査を行い、専任教員の
継続教育に関する施策を検討するための基礎資料とする。
・ 「医療機器産業活性化に資する医療機器開発の若手人材の教育・育成のための研
究」
医療機器開発における人材育成の実態、教育上のニーズを把握し、各ステークホル
ダーの連携の中で実践的な教育コンテンツを作成し、今後の医療機器産業活性化に関
する施策を検討する際の材料として活用する。
③ 医療安全の推進

「医療対話推進者の質向上と医療機関内の医療安全管理部門との連携に向けて
の研究」
全国の患者相談窓口へのアンケート調査と医療対話推進者等へのインタビュー調
査を通じて、患者サポート体制充実加算について検討する際の基礎資料を作成する。

「外来や在宅の医療における医療安全上の課題抽出の研究」
外来や在宅の医療に携わる医療従事者への調査や専門家へインタビュー調査を通
じて、医療安全上の課題を抽出する。
④ 医療の質の確保等
・ 「外国人患者の効果的な受入環境整備に向けた研究」
拡充したマニュアル等を厚労省 HP で公開し都道府県や医師会等に周知すること
で、医療機関や自治体の効果的な体制整備に寄与する。さらに研究成果は、医療機能
情報提供制度の当該項目の見直し、診療報酬での加算検討のための基礎資料、総務省
ボイストラや民間の多言語音声翻訳製品の精度改善、通訳者の育成や電話通訳の利用
促進など厚生労働省の外国人医療政策等に活用する。
・ 「特定行為にかかる評価指標を用いた活動実態調査研究」
特定行為研修修了者の活動の効果を明らかにするために、令和2年度厚生労働科学
研究において指標が開発されたアウトカム指標をふまえ、指標を活用した修了者の活
動実態に関するデータを収集・分析し、制度の評価のための基礎資料とする。
・ 「看護師の特定行為に係る手順書実態調査」
特定行為研修修了者が特定行為を実施するにあたって必要な医師による手順書に
ついて、その具体的な記載内容や運用・見直しの実態を把握し、今後の修了者の活動
促進や制度見直しのための資料として活用する。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画(令和4年6月7日閣議決定)】
・「2024 年4月の医師の時間外労働の上限規制導入に向けて、各医療機関での労働時
間短縮等の取組や医師の偏在対策を一層進めるとともに、より効率的で質の高い医学
教育等の実施に向けて、大学病院で勤務する医師の労働実態等を把握・分析し、必要
な対策を検討し、2022 年度中に結論を得る。」
・「2022 年度に医師養成課程初期(大学医学部)での地域医療等に係る教育プログラ
ムの充実を支援するとともに、従来、地域で従事する医師の確保を主たる目的として
きた医学部臨時定員の地域枠を不足する診療領域で従事する医師の確保のための対策
として必要な範囲内で設定できるようにするため、所要の措置を講ずる。」
・「地域におけるオンライン診療の幅広く適正な実施など遠隔医療の活用の促進のた
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