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資料2-4 厚生労働省の令和5年度研究事業に関する評価【概算要求前の評価】(案) (83 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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都道府県のアレルギー疾患医療提供体制の整備に活用される。
・高齢リウマチ患者の実態把握と QOL 向上に資する研究
10 か年戦略のうち戦略2-2に対応したアンメットニーズの把握と解決により、患者
満足度の高い、安心して生活できる社会の構築を寄与する。
・アレルギー疾患の多様性、生活実態を把握するための疫学研究
基本指針でも触れられているように、アレルギー疾患の実態の経時的変化を調査する
ことは、国の取組の効果を客観的に評価し、国におけるより有効な取り組みの立案に
つなげることを可能とする。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【成長戦略実行計画 2021(令和3年6月 18 日閣議決定)】
第 13 章 重要分野における取組 2.医薬品産業の成長戦略
予防・重症化予防・健康づくりの健康増進効果等に関するエビデンスを確認・蓄積
するための実証事業の結果を踏まえて、特定健診・特定保健指導の見直しなど、保険
者や地方公共団体等の予防健康事業における活用につなげる。
【健康・医療戦略(令和2年3月 27 日閣議決定)】
4. 具体的施策
4.1.世界最高水準の医療の提供に資する医療分野の研究開発の推進
(1)研究開発の推進
○ 疾患領域に関連した研究開発
(生活習慣病)
・ 免疫アレルギー疾患の病態解明や予防、診断、治療法に資する研究開発


他の研究事業(AMED 研究、他省庁研究事業)との関係
AMED が実施する免疫アレルギー疾患実用化研究事業は、革新的な免疫アレルギー疾
患治療薬の開発やデータ基盤の構築、実用化に向けた病因・病態解明、適応外薬を含む
治療薬の実用化に向けた研究等を目的としている。一方、厚生労働科学研究費で実施す
る免疫アレルギー疾患政策研究事業は、こうした研究開発の成果を国民に還元するため
の免疫アレルギー疾患に関する情報提供の方策に関する研究や免疫アレルギー疾患医
療提供体制のあり方に関する研究等を実施し、研究成果を施策に反映することを目的と
している。

Ⅲ 研究事業の評価
(1)必要性の
免疫・アレルギー疾患は乳児から老人に至るまですべてのライフステージ
観点から
で発症して軽快・増悪を繰りかえし、国民の約二人に一人が罹患していると
され、さらに生活の質が著しく損なわれる場合が多いため、国民の健康上重
大な問題である。
アレルギー疾患に関しては、アレルギー基本指針の中で、アレルギー疾患
の医療提供体制の整備、最新の知見に基づく診療ガイドラインの作成等が求
められ、研究に関しては、10 か年戦略に、患者の視点に立った疫学調査、
基礎研究、治療開発及び臨床研究の長期的かつ戦略的な推進が必要であるこ
とが明示されており、本研究事業の必要性は高い。
免疫疾患(関節リウマチ分野)に関しては、リウマチ等対策委員会報告書
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