第１部 令和 2 年度の地方財政の状況

第 75 図

企業債借入先別現在高の推移
（億円）
550,000
500,000
450,000
400,000

485,519
16,391
（3.4）
43,029
（8.9）

49,726
（10.2）

470,493
15,316
（3.3）
39,706
（8.4）
49,850
（10.6）

350,000
300,000

140,675
（29.0）

138,036
（29.3）

456,210
14,535
（3.2）
38,335
（8.4）
48,974
（10.7）

135,276
（29.7）

250,000

443,800
14,764
（3.4）
36,561
（8.2）
49,263
（11.1）

430,475
15,051
（3.4）
35,017
（8.1）

48,035
（11.2）

132,695
（29.9） 130,233
（30.3）

412,657
15,050
（3.5）
34,194
（8.3）
46,025
（11.2）

126,072
（30.6）

399,705
14,663
（3.7）
33,751
（8.4）
44,663
（11.2）

386,767億円
14,691億円
（3.8％）
33,995億円
（8.8％）
42,677億円
（11.0％）

123,642
（30.9） 121,141億円
（31.3％）

その他
市中銀行
市場公募
地方公共団体
金融機構

200,000
150,000
100,000

235,699
（48.5）

227,586
（48.4）

219,090
（48.0）

210,517 202,140
（47.4） （47.0）

191,317
（46.4）

182,986 174,264億円
（45.8） （45.1％）

50,000
0

平成 25

26

27

28

29

30

令和元

政府資金

2 （年度）

（注）公営企業型地方独立行政法人においては、地方債（転貸債）償還債務残高を計上している。

（ク）他会計繰入金の状況
他会計からの繰入金は 2 兆 9,593 億円で、下水道事業における事業費の減少等により、前年
度と比べると 0.6％減となっている。
この内訳をみると、収益的収入（＊）として 2 兆 532 億円（収益的収入に対する繰入金の割
合 14.4％）、資本的収入（＊）として 9,061 億円（資本的収入に対する繰入金の割合 21.0％）
となっている。
これを事業別にみると、下水道事業への繰入額が最も大きな割合（繰入額総額の 55.8％）を
占め、以下、病院事業（同 28.7％）、水道事業（同 6.8％）の順となっている。
（ケ）法適用企業の経営状況
a

損益計算書、貸借対照表
損益計算書の状況は、第 76 図のとおりであり、令和 2 年度は、総収益が総費用を上回り、
総収支は黒字となっている。
また、法非適用企業の公営企業会計の適用拡大により、総費用及び総収益ともに増加してい
る。
貸借対照表の状況は、第 77 図のとおりであり、同じく法非適用企業の公営企業会計の適用
拡大により、資産の総額は増加している。

102