令和4年版地方財政白書 (140 ページ)
出典
公開元URL | https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/hakusyo/index.html |
出典情報 | 令和4年版「地方財政の状況」(地方財政白書)(3/25)《総務省》 |
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第 88 図
介護保険事業の歳出決算の状況(保険事業勘定)
基金積立金
1,276 億円(1.1%)
総務費
2,475 億円(2.2%)
審査支払手数料
92 億円(0.1%)
その他の給付費
566 億円(0.5%)
その他
6,384 億円
(5.7%)
保
歳出
11 兆 2,564 億円
(100.0%)
介護諸費等
10 兆 1,771 億円
(90.4%)
険
給
付
費
10 兆 2,429 億円
(91.0%)
(ウ)収支
実質収支は 3,180 億円の黒字(前年度 2,472 億円の黒字)となっており、実質収支から財源
補塡的な他会計繰入金及び都道府県支出金を控除し、繰出金を加えた再差引収支についても、
3,161 億円の黒字(同 2,452 億円の黒字)となっている。
再差引収支を黒字・赤字団体別にみると、黒字団体数は 1,562 団体(前年度 1,558 団体)で、
その黒字額は 3,187 億円(同 2,480 億円)となっている。
一方、赤字団体数は 9 団体(前年度 15 団体)で、その赤字額は 26 億円(同 28 億円)となっ
ている。
イ 介護サービス事業勘定
介護サービス事業勘定の歳入決算額は 178 億円で、前年度と比べると 16.7%減となっている。
歳入の内訳をみると、普通会計等からの繰入金が 86 億円で最も大きな割合を占めており、次い
で利用者の支払う自己負担金を含むサービス収入が 71 億円となっている。また、前年度と比べる
と、他会計繰入金が 26.5%減、サービス収入が 6.3%減となっている。
歳出決算額は 167 億円で、前年度と比べると 16.3%減となっている。
歳出の内訳をみると、サービス事業費が 73 億円で最も大きな割合を占めており、以下、総務費
が 43 億円、公債費が 25 億円の順となっている。また、前年度と比べると、サービス事業費が
3.1%減、総務費が 9.8%減、公債費が 27.6%減となっている。
なお、実質収支は 10 億円の黒字(前年度 13 億円の黒字)となっており、再差引収支は 72 億円
の赤字(同 100 億円の赤字)となっている。
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