よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (111 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

22
選択肢

生活習慣の改善について、これまでに特定保健指導を受けたことがありま
すか。
①はい ②いいえ
特定健診を受診することだけを目的とせずに、健診結果に応じて、その後の

目的

特定保健指導を受け利用し、生活習慣の改善の必要性があることの自覚を
促す。また、これまでの特定保健指導の利用歴を想起することで、自分自身
の生活習慣を振り返ることにもつなげていく。
特定保健指導は、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生
活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、専門スタッフ(保健師、
管理栄養士など)が生活習慣を見直すサポートをすることである。主体は対
象者本人であり、特定健診を受診するだけでなく、特定保健指導の対象者条
件に当てはまる状態、つまり、階層化により特定保健指導の対象者となった

解説

ら、特定保健指導を利用して、自らの生活習慣を改善していこうと前向きな
気持ちになるよう、特定健診の受診時からの自覚を促すことが大切である。
保険者が対象者の特定保健指導の利用歴を保有していることが多いと想定
されるが、保健指導の現場ではその情報を見られないことも多い。また健康
保険組合から国民健康保険へ移動するなど、保険者間を移動した場合、それ
までの特定保健指導の利用歴が継続されない可能性が考えられる。そのた
め、本質問項目で、特定保健指導の利用歴を確認する。


てもらうが、対象者がどの程度覚えているか、個人差があると思われ、

聞き取り
ポイント

前年度だけでなく、これまでの特定保健指導の利用歴について回答し
できる範囲で聞き取る。



保険者間を移動したことが想定される場合、以前の保険者での特定保
健指導の利用歴も含めて、回答してもらう。

保険者間を移動したことが想定される場合
「これまでに特定健診を受け、その後に、特定保健指導を利用したかについ
てお聞きしています。以前、いずれかで働いていて、その時に特定保健指導
を利用していたら、そのことも含めて、回答してください」
声かけの例

特定保健指導を利用したかが不確かな場合
「特定健診の結果を受け取った後、保健師や管理栄養士などと、食事や運動
などの生活習慣についての相談を利用したことはありますか。

「特定健診の結果を受け取る際、体重や腹囲を減らすことを目的とした保
健指導を受けましたか?」

107