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04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (92 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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P-value:
40 歳代: p<0.001
50 歳代: p=0.011
60 歳代: p=0.438
 文献 2 Table4 から作図
 調整なしのオッズ比

図1-2. 糖尿病の新規発症リスク
非肥満者及び肥満者における食べる速さとメタボリックシンドロームリスク要因との関連3
日本人40-64歳47,172名を対象とした横断研究の結果、非肥満者、肥満者どちらにおい
ても、食べる速さが速い人は、遅い人と比較してメタボリックシンドロームの診断基準であ
るリスク要因が1つから2つ以上に増加するリスクが約1.2倍であった。

P-value: ふつう、速いの順に
非肥満者: p=0.047, 0.016
肥満者: p=0.108, 0.006
 文献 3 Table3 から作図
属性(性別、年齢)、20歳から10kg以

上の体重増加、生活習慣(喫煙状況、運
動習慣、身体活動、歩く速さ、遅い夕食、
夕食後の間食、朝食欠食、飲酒習慣、飲
酒量、睡眠状況を調整したオッズ比
図2. メタボリックシンドローム診断基準のリスク要因が1つから2つ以上に増加するリ
スク
1.

Nanri A, et al. Eating speed and risk of metabolic syndrome among Japanese
workers: The Furukawa Nutrition and Health Study. Nutrition. 2020;
78:110962.

2.

Ishihara R, et al. Impact of income and eating speed on new-onset diabetes
among men: a retrospective cohort study. BMJ Open. 2021; 11:e048855.

3.

Kikuchi A, et al. Risk factors for multiple metabolic syndrome components in
obese and non-obese Japanese individuals. Prev Med. 2021; 153:106855.

4.

坂田利家.肥満症防止と治療における咀嚼の臨床的意義.日本味と匂学会誌.2006;149-156.

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