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04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (116 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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別紙4
健診の検査実施方法および留意事項
健診の検査実施方法について下記のとおりとすることが望ましい。

(1)

検査前の食事の摂取、運動について



アルコールの摂取や激しい運動は、健診の前日より控える。



午前中に健診を実施する場合は、空腹時血糖、中性脂肪等の検査結果に
影響を及ぼすため、健診前10時間以上は、水以外の飲食物を摂取しない。



午後に健診を実施する場合は、HbA1c検査を実施する場合であっても、
軽めの朝食とすると共に、ほかの検査結果への影響を軽減するため、健診
まで水以外の飲食物を摂取しないことが望ましい。



やむを得ず空腹時以外に採血を行い、HbA1cを測定しない場合には、
食後3時間半以降に採血を行う。

(2)

腹囲の検査



立位、軽呼気時において、臍の高さで測定する。



脂肪の蓄積が著明で臍が下方に変位している場合は、肋骨下縁と上前腸
骨棘の中点の高さで測定する。



より詳細については、国立研究開発法人医療基盤・健康・栄養研究所の
ホームページ(http://www.nih.go.jp/eiken/info/kokucho.html)におい
て示されているので、参考とされたい。

(3)


血圧の測定
測定回数は原則2回とし、その2回の測定値の平均値を用いる。ただし、
実施状況に応じて、1回の測定についても可とする。



そのほか、測定方法については、関係団体により手引書(
「循環器病予防
ハンドブック第7版」
(一般社団法人日本循環器病予防学会編)等)が示さ
れており、概要については一般社団法人日本循環器病予防学会のホームペ
ージ(http://www.jacd.info/method/index.html)において示されてい
るので、これを参考とされたい。

(4)

血中脂質検査、肝機能検査



原則として、分離剤入りプレイン採血管を用いる。



採血後、原則として早急に遠心分離し、24 時間以内に測定するのが望
ましい。
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