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04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (118 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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による。


HbA1c検査



フッ化ナトリウム入り採血管(血糖検査用採血管)又はエチレンジア
ミン四酢酸(EDTA)入り採血管を用いる。



採血後、採血管を5~6回静かに転倒・混和する。



混和後、採血管は、冷蔵で保管する。



採血後、48時間以内に測定する。



測定方法については、免疫学的方法、高速液体クロマトグラフィー(
HPLC)法、酵素法等による。

(6)

尿中の糖及び蛋白の検査



原則として、中間尿を採尿する。



採取後、4時間以内に試験紙法で測定することが望ましいが、困難な場
合には、尿検体を専用の容器に移して密栓し、室温で保存する場合は 24
時間以内、冷蔵で保存する場合は 48 時間以内に測定する。



そのほか、測定方法及び判定方法については、関係団体により手引書(
「循
環器病予防ハンドブック第 7 版」
(一般社団法人日本循環器病予防学会編)
等)が示されており、概要については一般社団法人日本循環器病予防学会
のホームページ(http://www.jacd.info/method/index.html)において
示されているので、これを参考とされたい。

(7)

詳細な検査

①貧血検査


エチレンジアミン四酢酸(EDTA)入り採血管を用いる。



採血後、採血管内のエチレンジアミン四酢酸(EDTA)を速やかに
溶かす。



混和後、室温に保管し、12時間以内に測定する。

②血清クレアチニン検査
腎機能検査の測定方法については、血清クレアチニンの検査は可視吸光
光度法(酵素法)による。
eGFRについては次式により計算する:
男性:eGFR(ml/分/1.73m2)
=194×血清クレアチニン値-1.094×年齢-0.287
女性:eGFR(ml/分/1.73m2)
=194×血清クレアチニン値-1.094×年齢-0.287×0.739
③心電図検査


安静時の標準12誘導心電図を記録する。
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