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04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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第2章 健診の内容
2-1 健診項目(検査項目及び質問項目)
(1)基本的考え方
○ 糖尿病や脳・心血管疾患(脳卒中や虚血性心疾患等)等の生活習慣病、とり
わけメタボリックシンドロームの該当者・予備群を減少させることができる
よう、保健指導が必要な者を的確に抽出するための検査項目を健診項目とす
る。
○ これに加えて、標準的な質問項目については、下記に際して、活用するもの
であるという基本的な考え方に基づくものとする。
➀特定保健指導対象者の階層化や詳細な健診の対象者の選定に関する項目
②健診結果を通知する際の「情報提供」の内容の決定に際し活用可能な項目
③生活習慣病のリスクの評価に資する項目
④地域間及び保険者間の健康状態の比較に資する項目
○ 上記④に関連して、対象集団(地域や職場等)の特性等を踏まえ、ほかの検
査項目・質問項目も必要に応じて追加することが可能である。

(2)具体的な健診項目
特定健診の項目として健診対象者全員が受ける「基本的な項目」や医師が必要
と判断した場合に選択的に受ける「詳細な健診の項目」等については、以下の通
りとする。
① 特定健診の基本的な項目(P.○○別紙1参照)
質問項目、身体計測(身長、体重、BMI、腹囲(内臓脂肪面積))、理学的
所見(身体診察)、血圧測定、脂質検査 a(空腹時中性脂肪、やむを得ない場合
には随時中性脂肪(空腹時(絶食10時間以上)以外に採血を行う場合は、食直
後(食事開始時から3.5時間未満)を除く)により脂質検査を行うことを可とす
る。)を除き随時中性脂肪により脂質検査を行うことを可とする。)、HDLコ
レステロール、LDLコレステロール又はNon-HDLコレステロール b)、肝
機能検査(AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP))、血

a

b

特定健康診査においては、空腹時中性脂肪は絶食10時間以上、随時中性脂肪は食事開始から
3.5時間以上絶食10時間未満に採血が実施されたものとする。
中性脂肪が400mg/dl以上である場合又は食後採血の場合には、LDLコレステロールに
代えてNon-HDLコレステロール(総コレステロールからHDLコレステロールを除いたも
の)でもよい。

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