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04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (46 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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第3章 保健指導対象者の選定と階層化
(1)基本的考え方
○ 内臓脂肪の蓄積により、血圧高値・脂質異常・血糖高値等の危険因子が増え、
リスク要因が増加するほど虚血性心疾患や脳血管疾患等を発症しやすくな
る。効果的・効率的に保健指導を実施していくためには、予防効果が大きく
期待できる者を明確にする必要があることから、内臓脂肪蓄積の程度とリス
ク要因の数に着目し、特定保健指導対象者の階層化を行う。
○ 生活習慣病の予防を期待できるメタボリックシンドロームに着目した階層
化や、生活習慣病の有病者・予備群を適切に減少させることができたかとい
った保健事業のアウトカムを評価するために、保健指導対象者の階層化に用
いる標準的な数値基準が必要となる。
○ 若い時期に生活習慣の改善を行った方が予防効果を期待できると考えられ
るため、年齢に応じた保健指導レベルの設定を行う。
○ 特定健診に相当する健診結果を提出した者に対しても、特定健診を受診した
者と同様に、階層化を行い、特定保健指導を実施する。

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