よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(4)事業の事後評価を行う能力
健診・保健指導の成果をあげるために、健診・保健指導の結果を基に、アウト
カム(結果)評価等各種評価を行い、次年度の企画・立案につなげることができ
る能力が求められる。
健診・保健指導の効果の実行可能な評価計画を立て、その結果を分析して課題
を明確にし、現行の健診・保健指導システムの改善について具体的に提案できる
能力が求められる。
また、健診結果及び質問項目による対象者の選定が正しかったか、対象者に必
要かつ効果的な保健指導が実施されたか等を評価し、保健指導の技術を向上さ
せていくことが必要である。

(5)健診・保健指導の質を確保できる能力
保健指導の質を保ち、効果的な保健指導が行われるよう、保健指導場面への立
ち会いや対象者の満足度や成果が出ているか等、保健指導者の技能を評価する
必要がある。また、保健指導の質の向上のために、保健指導実施者自らが保健指
導の方法や対象疾患の知識等について学習する環境づくりや事例検討の実施等、
人材育成に取組む能力も求められる。

(6)健診・保健指導プログラムを開発する能力
保健指導に係る新しい知見や支援方法に関する情報を収集し、また実際の指
導場面での対象者の反応や保健指導実施者に対する評価に基づいて、定期的に
保健指導プログラムを見直し、常により効果的な保健指導プログラムを開発し
ていく能力が求められる。

(7)ICT を管理する能力
遠隔面接および遠隔支援(以下「遠隔面接等」という。)の実施に必要な環境・
体制を整備するとともに、実施状況を評価し改善する能力が求められる。遠隔面
接等の実施に際しての留意点の詳細は、第3編3-3ならびに「特定健康診査・
特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き」を参照のこと。また、事業をマネジ
メントする者は、遠隔面接等の実施にあたって、個人情報の保護に十分配慮する
とともに、
「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」
(厚生労働省)
に準拠した情報管理など、個人情報保護に必要な措置を講じることが求められ
る。

24