04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (96 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html |
出典情報 | 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》 |
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朝昼夕の3食以外に間食や甘い飲み物を摂取していますか。
選択肢
① 毎日 ② 時々
目的
間食や甘い飲み物の摂取状況を把握する。
③ ほとんど摂取しない
「毎日」と回答し、かつ健診結果で肥満傾向、高血糖、高トリグリセライド
解説
血症がある場合は、仕事や家庭のやむを得ない事情等を確認・共感した上
で、少しでも改善できるような工夫を共に考える等の支援を行う。
20代男性を対象とした調査では、肥満者は普通体重の者に比べて、夕
食後に間食をすることが多い1。
特定保健指導を受けた2239人を対象とした研究では、1年後の健診
で、
「夕食後に間食(3食以外の夜食)をとることが週に3回以上ある」こ
とが改善した者は、改善した者に比べて、体重が有意に減少したという
報告がある2。
エビデンス
40-74歳の男女1906人を対象とした横断研究で、間食と、肥満、中
心性肥満との関連が報告されている3。
一方で、40-55歳の8153人を対象とした横断研究では、
「就寝前の2
時間以内に夕食をとることが週に3回以上ある」ことも「夕食後に間食
することが週に3回以上ある」こともない群と、「夕食後に間食するこ
とが週に3回以上ある」群のメタボリックシンドロームのオッズ比に有
意差はなかったと報告されている4。
間食をする人にはいくつかのパターンがある。例えば、いわゆる「お菓子好
きの人」
、仕事で朝が早いために昼間に間食をする人、さらに夕食後にテレ
聞き取り
ポイント
ビなどを見ながら間食をする人等が挙げられる。その人の間食の背景や状
況を聴取し、改善点を探る。さらに、間食の内容も聞き取り、内容に応じて
量や頻度、代替案などを提案するようにする。
「間食の種類や量(菓子や甘い飲み物など)によっては、エネルギーの摂り
声かけの例
すぎにつながります。お菓子の買いだめをしないようにして、間食する習慣
を見直しましょう。また、甘い飲み物をやめて、水やお茶にしましょう。」
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