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04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (158 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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眼底検査(高血圧性変化)に関するフィードバック文例集
【健診判定と対応の分類】
健診判定

対応

異常 Scheie 分類 H3 以上、
① すぐに医療機関の受診を

Keith-Wagener 分類 IIb 以上、
Wong-Mitchell 分類 中等度以上
Scheie 分類 H1-2、S1-4、

② 高血圧、その他の危険因子の予

Keith-Wagener 分類 I-IIa、

防と管理の徹底を

Wong-Mitchell 分類 軽度
Scheie 分類 H0、S0、

正常 Keith-Wagener 分類 0、

③ 今後も継続して健診受診を

Wong-Mitchell 分類 所見なし

眼底検査所見について
Scheie 分類において、H(0~4 度)は高血圧性変化を、S(0~4 度)は動脈硬化
性変化を指します。Keith-Wagener 分類(慶大)変法(KW)も高血圧性変化の分
類で、0 群から IV 群までに分類されます。
Wong-Mitchell 分類(WM)は循環器病のリスク評価の観点から所見なし、軽度、中
等度、重度 4 段階に分類されます。

【対象者への説明文例】
① H3 以上、KW IIb 以上、WM 中等度以上の場合
今回の眼底検査の結果、網膜に高血圧の影響と考えられる強い変化(眼底出血など)
がありました。早急に高血圧の治療が受けられる医療機関(内科)を受診した上で、担
当医に眼科受診についても相談してください。
この眼底変化がある人は、ない人に比べて、脳卒中を含む循環器病になる危険が2倍
以上高くなることが報告されています。高血圧はもちろん、脂質異常症や糖尿病などの
循環器病危険因子をしっかりと予防又は管理することが重要です。また、喫煙習慣があ
る人はできるだけ早く禁煙することが必要です。

② H1-2, S1-4, KW Ⅰ-Ⅱa、WM 軽度の場合
今回の眼底検査の結果、網膜に高血圧又は動脈硬化の影響と考えられる変化がありま
した。
この眼底変化がある人は、ない人に比べて、脳卒中を含む循環器病になる危険が最大
2倍程度まで高くなることが報告されています。高血圧のほか、脂質異常症や糖尿病等
の循環器病危険因子をしっかりと予防または管理することが重要ですので、医療機関

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