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04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (123 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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血圧高値に関するフィードバック文例集
【健診判定と対応の分類】
対応
健診判定
肥満者の場合


収縮期血圧≧160mmHg



又は 拡張期血圧≧100mmHg

非肥満者の場合

①すぐに医療機関の受診を

受診勧奨
判定値を
超えるレベル

140mmHg ≦ 収 縮 期 血 圧 <
②生活習慣を改善する努力をした上で、

160mmHg
又 は 90mmHg ≦ 拡 張 期 血 圧 <



100mmHg
保健指導判定
値を超える
レベル


保健指導判定



値未満のレベ

数値が改善しないなら医療機関の受診

130mmHg ≦ 収 縮 期 血 圧 <

③特定保健指導

140mmHg

の積極的な活用

④生 活習慣の 改善

又は

と生活習慣の改



85mmHg ≦ 拡 張 期 血 圧 <

90mmHg

善を

収縮期血圧<130mmHg
かつ 拡張期血圧<85mmHg

⑤今後も継続して健診受診を



【対象者への説明文例】
①の場合(肥満者・非肥満者)
収縮期血圧≧160mmHg 又は拡張期血圧≧100mmHg
今回、あなたの血圧はⅡ度以上の高血圧になっていました。この血圧レベルの人は、
望ましい血圧レベル(収縮期血圧120mmHg 未満かつ拡張期血圧 80mmHg 未満)
の人と比べて、約5倍、脳卒中や心臓病にかかりやすいことがわかっています。正確な
血圧の診断のうえで、治療が必要となる血圧レベルです。
この健診結果を持って、至急かかりつけの医療機関を受診してください。

②の場合(肥満者・非肥満者)
140mmHg ≦ 収 縮 期 血 圧 < 160mmHg 又 は 90mmHg ≦ 拡 張 期 血 圧 <
100mmHg
(脳心血管病(脳血管や心臓の病気)、心房細動、慢性腎臓病、糖尿病、危険因子の集
積※がない場合)
今回、あなたの血圧はⅠ度高血圧になっていました。この血圧レベルの人は、望まし
い血圧レベル(収縮期血圧 120 mmHg 未満かつ拡張期血圧 80mmHg 未満)の人と
比べて、約 3 倍、脳卒中や心臓病にかかりやすいことが分かっています。正確な血圧の
診断のうえで、治療が必要となる血圧レベルです。

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