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04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (130 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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に LDL-C100mg/dL 未満の人と比べて、約 1.5 倍~2 倍、心筋梗塞や狭心症になり
やすいとされています。
飽和脂肪酸が多い動物性の脂肪を控え、多価不飽和脂肪酸が多い植物系の食品や魚を
よく食べるように心がけてください。またコレステロールの多い食品も控えたほうがい
いでしょう。ご自身で生活習慣の改善に取り組まれる方法、保健センター等で健康相談
や保健指導を受ける方法等があります。3~6 ヶ月後にかかりつけの医療機関で再検査
を受けるようにしてください。
もしあなたが医師から糖尿病、慢性腎臓病、心血管病(心筋梗塞・狭心症、脳梗塞、
血管の病気)、高血圧等を指摘されている場合やすでに治療中、喫煙者の場合は、動脈
硬化が進行しやすく、さらに心筋梗塞や狭心症になりやすい状態にあると考えられます。
できるだけ早めにかかりつけの医師に相談、または、医療機関で再検査を受けてくださ
い。
引き続きご自身の身体の状態を確認するために、これからも健診を受診しましょう。
300mg/dL≦TG<500mg/dL(空腹時採血、随時採血を問わない)
脂 質 検 査の 結 果 、 中 性 脂 肪 が 高 い こ と が 分 か り ま し た 。 こ の 値 は 、 一 般 的 に
150mg/dL 未満の人と比べて、約 2 倍、心筋梗塞や狭心症になりやすいとされていま
す。
総エネルギー摂取量を適正とし、身体活動量の増加や運動習慣を意識して、アルコー
ルの過剰摂取を控えてください。内臓脂肪型肥満が疑われ特定保健指導の対象となった
方にはご案内を同封しておりますので、ぜひ活用してください。またご自身で生活習慣
の改善に取組まれる方法、保健センター等で健康相談や保健指導を受ける方法もありま
す。3~6 ヶ月以内に医療機関で再検査を受けることをお奨めします。
引き続きご自身の身体の状態を確認するために、これからも健診を受診しましょう。

③の場合(肥満者)
120mg/dL≦LDL-C<140mg/dL
脂質検査の結果、悪玉コレステロールがやや高く境界域(高い人と正常の人の間)の
範囲でした。
LDL-C が高くならないようにするために、飽和脂肪酸が多い動物性の脂肪を控え、
多価不飽和脂肪酸が多い植物系の食品や魚をよく食べるように心がけてください。また
食物繊維の多い野菜・未精製穀物・豆類等の摂取を増やし、コレステロールの多い食品
は控えた方がいいでしょう。身体活動量の増加や運動習慣を意識して、減量も心がけて
ください。ご自身で生活習慣の改善に取組まれる方法、保健センター等で健康相談や保
健指導を受ける方法があります。
もしあなたが医師に糖尿病、慢性腎臓病、心血管病(心筋梗塞・狭心症、脳梗塞、血
管の病気)、高血圧等を指摘されている場合やすでに治療中、喫煙者の場合は、動脈硬
化が進行しやすく、さらに心筋梗塞や狭心症になりやすい状態にあると考えられます。

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