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04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (137 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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糖尿病の治療を受け、血糖マネジメントが良好な状態にあると考えられます。今後も
良好な状態を保つためには、定期的な受診を継続すると共に、医師の指示のもと、食事
療法・運動療法により体重を減量することが大切です。飲酒や喫煙は血糖値への悪影響
のほか、糖尿病の合併症を進行させることが報告されています。
ふるえ、動悸、イライラ感等の低血糖の症状はないでしょうか。もしあればかかりつ
けの医師と相談してください。
最近一年間眼底検査を受けていない場合には、かかりつけの医師にご相談の上、眼科
にも受診してください。

⑤ の場合(肥満者・特定保健指導対象者)
空腹時血糖やHbA1cが正常域を超えており(糖尿病境界型に相当)、糖尿病の可
能性も否定できません。医療機関でブドウ糖負荷試験等の精密検査について相談するこ
とをお勧めします。
体重の減量等、生活習慣の改善が重要です。特定保健指導のご案内を同封しておりま
す。食事・運動療法で糖尿病を予防するよい機会ですので、積極的にご活用ください。

⑥ の場合(非肥満者・糖尿病治療中・正常域~保健指導判定値)
糖尿病の治療を受け、血糖マネジメントが良好な状態にあると考えられます。今後も
良好な状態を保つためには、定期的な受診を継続すると共に、医師の指示のもと、食事
療法・運動療法を行うことが大切です。飲酒や喫煙は血糖値への悪影響のほか、糖尿病
の合併症を進行させることが報告されています。
ふるえ、動悸、イライラ感等の低血糖の症状はないでしょうか。もしあればかかりつ
けの医師と相談してください。
最近一年間眼底検査を受けていない場合には、かかりつけの医師にご相談の上、眼科
にも受診してください。

⑦ の場合(非肥満者・未治療者・保健指導判定値)
空腹時血糖やHbA1cが正常域を超えており(糖尿病境界型に相当)、糖尿病の可
能性も否定できません。医療機関等でブドウ糖負荷試験等の精密検査について相談する
ことをお勧めします。
糖尿病にならないためにも、食事の改善や運動に取り組むことをお勧めします。保健
センター等でもご相談を受け付けています。来年度の健診で血糖値の変化を確認するこ
とも大切です。

⑧ の場合(非肥満者・未治療者・正常高値)
空腹時血糖や HbA1c が正常よりやや高い状態です。糖尿病にならないためにも、食
事の改善や運動に取り組むことが大切です。食事や運動療法について不明の点があれば、
保健センター等でもご相談を受け付けています。来年度の健診で、血糖値の変化を確認

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