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04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (112 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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第三期までの質問項目、
「生活習慣の改善について保健指導を受ける機会が
あれば、利用しますか。
」は、健診結果に基づき基準を満たす場合には、特
定保健指導の対象となることが理解されていないことが指摘されていた。
具体的には、特定保健指導の利用について、
「②いいえ」と回答した者に対
して、保健指導実施者が特定保健指導を勧める、あるいは始める際、
「自分
は特定保健指導を希望していない」等、誤解を招き、トラブルにつながるこ
留意事項

とが指摘されていた。このような誤解を回避するとともに、特定保健指導の
利用歴を確認する質問に変更することで、対象者との会話のきっかけとな
り、健診だけなくその後の保健指導を利用して生活習慣を見直すという対
象者の認識に働きかけることにつながる。また転職等のために保険者が変
わり、新しい保険者が過去の特定保健指導の利用歴にかかるデータを保有
していない場合であっても、この質問項目への回答から利用歴を把握でき
る。これにより、特定保健指導の利用歴を考慮した対応へと保健指導の内容
を工夫することが可能となる。


転職や退職により保険者が変わり、新しい保険者のもと、特定健診を受
診しているかについて、まず確認する。そのうえでこの質問項目への回
答は、これまでの特定保健指導の利用歴を尋ねていることの理解を促
し、正確な回答となるよう説明する。


対応方法

特定健診の結果に基づき、基準を満たす場合には特定保健指導の対象
となることの理解を促す。



特定健診でのこの質問項目への回答結果を、特定保健指導実施者が把
握できるようにし、対象者の特定保健指導の利用歴に応じた特定保健
指導の実施につなげる。



以前に特定保健指導を利用した後、立案した行動目標の内容、達成状況
や継続状況など、生活習慣の改善に関してうまく行った点、行かなかっ
た点を聞き取って、今回の保健指導の方針を立てる際の参考にする。

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