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04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (117 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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なお、これが困難な場合は、採血後に採血管は冷蔵又は室温で保存し、
12 時間以内に遠心分離する。


血清は、測定まで冷蔵で保存し、採血から72時間以内に測定する。



血中脂質検査の測定方法については、可視吸光光度法、紫外吸光光度法
等による。
LDL コレステロールは、トリグリセライド 400mg/dl 以上や食後採血

の場合を除き、Friedewald 式で計算する。トリグリセライド 400mg/dl
以上や食後採血の場合は、Non-HDL コレステロール値を用いて評価する。
ただし、LDL コレステロールの直接測定法も可。
LDL コレステロール(Friedewald 式)および Non-HDL は、次式によ
り計算する:
Friedewald 式によるLDL コレステロール(mg/dl)
= 総コレステロール(mg/dl) - HDL コレステロール(mg/dl) - 中性脂肪(mg/dl)/5
Non-HDLコレステロール値(mg/dl)
= 総コレステロール値(mg/dl) - HDLコレステロール値(mg/dl)



肝機能検査の測定方法については、AST(GOT)及びALT(GP
T)検査については、紫外吸光光度法等によると共に、γ-GT(γ-GT
P)検査については、可視吸光光度法等による。

(5)

血糖検査

次のア又はイのいずれかの方法により行う。


空腹時血糖検査(やむを得ない場合には随時血糖検査)



空腹時血糖であることを明らかにする。なお、10時間以上食事をし
ていない場合を空腹時血糖とする。
やむを得ず空腹時以外において採血を行い、HbA1cを測定しない場合

は、食直後を除き随時血糖により血糖検査を行うことを可とする。なお食
直後とは、食事開始時から3.5時間未満とする。


原則として、フッ化ナトリウム入り採血管(血糖検査用採血管)を用
いる。



採血後、採血管を5~6回静かに転倒・混和する。



混和後、採血管は冷蔵で保管し、採血から6時間以内に遠心分離して測
定することが望ましいが、困難な場合には、採血から12時間以内に遠心
分離し測定する。



遠心分離で得られた血漿は、測定まで冷蔵で保存し、採血から72時間
以内に測定する。



測定方法については、電位差法、可視吸光光度法、紫外吸光光度法等
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