04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (78 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html |
出典情報 | 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》 |
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鉄欠乏性貧血の場合は現在の治療状況を確認し、治療を継続している
ようであれば、食事や身体活動・運動についてかかりつけの医師と連携
して支援する。
鉄欠乏性貧血治療の必要性があるにも関わらず、自己判断で治療を中
断している場合には、医療機関での再治療を促す。
対応方法
慢性腎臓病と合併している場合は、循環器疾患のリスクが高いことを
伝えて、貧血の検査結果と合わせて医療機関へ紹介する。
前年度の検査結果が正常域や軽度の貧血であるにも関わらず、重度の
貧血が急に出現した場合などは、出血傾向や腹部症状などの随伴症状
がないかを聞き取り、貧血検査の結果と合わせて医療機関での精査を
促す。
参考資料
1. Sato Y, et al. Anemia as a risk factor for all-cause mortality: obscure synergic
effect of chronic kidney disease. Clin Exp Nephrol 2018; 22:388-394.
2. Kubo K, et al. Effect of chronic kidney disease or anemia or both on
cardiovascular mortality in a 25-year follow-up study of japanese general
population (from NIPPON DATA90). Am J Cardiol 2022; 184:1-6.
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