よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

○ 健診結果が示唆する健康課題等について、健診受診者に将来の疾患発症リス
クを示すことや、疾病予防の重要性等を分かりやすくフィードバックする。
第2編○○フィードバック文例集を参照されたい。
○ 受診勧奨判定値を超える検査測定値があれば、その程度、年齢等を考慮した
上で、医療機関を受診する必要性について受診者に通知する。特に、医療機
関受診が必要であると判断された者に対しては積極的な受診勧奨を行う。
○ その際、対象者の特性等に応じてナッジ等を活用した受診勧奨方法を工夫す
る。

○ 健診後、早期に特定保健指導の初回面接をすることが推奨されており、保健
指導対象者には保健指導を実施できる体制を整えることが望ましい。

(5)医療機関の役割
○ 医療機関においては、健診の結果を踏まえて受診した者に対し、必要な医療
を提供すると共に、栄養・食生活、身体活動等を含めた必要な生活習慣改善
支援も継続的に行う。その場合、診療報酬で定める各種要件を満たせば、生
活習慣病管理料、管理栄養士による外来栄養食事指導料、集団栄養食事指導
料等を算定できる。
○ 自施設にて栄養・食生活、身体活動、減酒支援、禁煙等の保健指導の実施が
困難な場合には、市町村等や専門病院と連携した指導を行うことも推奨され
る。
○ 糖尿病、高血圧症、脂質異常症(高LDLコレステロール血症を含む n)等の
未治療者・治療中断者が医療機関を受診した際には、心血管疾患、脳血管疾
患等の発症予防のために治療の継続が必要であることを分かりやすく説明
し、治療開始・治療再開を促すことが重要である。

(6)事業所の役割
○ 職域においては、保険者と事業者が積極的に連携して加入者の予防・健康づ
くりを効率的・効果的に実施する、いわゆるコラボヘルスの実施が推奨され
る。

n

特定保健指導対象者の選定にLDLコレステロール値は用いられていないが、勿論留意す
る。

50