よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


04.【資料2-1】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)1/2 (128 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

表 3.初診時の血圧レベル別の高血圧管理計画

正常血圧

正常高値血圧

高値血圧

高血圧

<120/80mmg

120-129/<80 mmHg

130-139/80-89 mmHg

≧140/90 mmHg

生活習慣の修正

生活習慣の修正/非薬物療法

生活習慣の修正/非薬物療法

適切な生活習慣
の推奨

低・中等リスク

1年後に
再評価

3-6ヵ月後に
再評価

おおむね3ヵ月後に
再評価

十分な降圧がなければ
生活習慣の修正/非薬物療法の強化

*1

高リスク*1

低・中等リスク

おおむね1ヵ月後に
再評価

高リスク

ただちに
薬物療法を開始

十分な降圧がなければ
生活習慣の修正/非薬物療法の強化と
薬物療法を開始

高値血圧レベルでは,後期高齢者(75歳以上),両側頸動脈狭窄や脳主幹動脈閉塞がある,または未評価の脳血管障害,蛋白尿のない
CKD,非弁膜症性心房細動の場合は, 高リスクであっても中等リスクと同様に対応する。その後の経過で症例ごとに薬物療法の必要性を
検討する。

(日本高血圧学会:高血圧治療ガイドライン 2019)
【参考文献】
1. 日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会編:高血圧治療ガイドライン 2019,
ライフサイエンス出版, 東京, 2019.
2. Okayama A, Kadowaki T, Okamura T, Hayakawa T, Ueshima H; The NIPPON
DATA80 Research Group: Age-specific effects of systolic and diastolic blood
pressure on mortality due to cardiovascular disease among Japanese men
(NIPPON DATA80). J Hypertens 24: 459-62, 2006.
3. Kokubo Y, Kamide K, Okamura T, Watanabe M, Higashiyama A, Kawanishi K,
Okayama A, Kawano Y. Impact of high-normal blood pressure on the risk of
cardiovascular disease in a Japanese urban cohort: the Suita study.
Hypertension; 52(4): 652-9, 2008.
4. Fujiyoshi A, Ohkubo T, Miura K, Murakami Y, Nagasawa SY, Okamura T,
Ueshima H. Blood pressure categories and long-term risk of cardiovascular
disease according to age group in Japanese men and women. Hypertens Res
35: 947-953, 2012.
5. Harada A, Ueshima H, Kinoshita Y, Miura K, Ohkubo T, Asayama K, Ohashi Y;
the Japan Arteriosclerosis Longitudinal Study Group. Absolute risk score for
stroke, myocardial infarction, and all cardiovascular disease: Japan
Arteriosclerosis Longitudinal Study. Hypertens Res 42: 567–579, 2019.

124