令和4年版 消防白書 (122 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r4/items/r4_all.pdf |
出典情報 | 令和4年版 消防白書(1/23)《総務省 消防庁》 |
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第第
11
令和3年中の消防活動阻害物質に係る漏えい事故
章章
39 件(対前年比1件減)による死者は0人(前年
同数)
、負傷者は5人(同6人減)となっている。
また、物質の種類別の内訳は、液化石油ガスが
災害の現況と課題
27 件(69.2%)
、劇物が6件(15.4%)
、毒物が3
件(7.7%)となっている(第 1-8-5 図)
。
第 1-8-5 図 消防活動阻害物質に係る漏えい事故の内訳
(令和3年中)
(備考)1 「圧縮アセチレンガス等の消防活動阻害物質に係る事故統
計表」により作成
2 小数点第二位を四捨五入のため、合計等が一致しない場合
がある。
2.消防活動阻害物質に係る災害対策の課題
(1)実態の把握及び指導
消防活動阻害物質については、届出等に基づき的
確に実態の把握に努める必要がある。
(2)危険物災害等情報支援体制の充実
消防活動阻害物質に係る災害時においては、消防
職員の安全を確保しつつ、迅速かつ効果的な消防活
動を展開するために、より早い段階で消防活動阻害
物質の危険性及び対応要領等に係る情報を把握する
ことが重要である。このため、災害時に必要な情報
(化学物質の性状、対応要領等)を災害活動現場に
迅速かつ効果的に消防機関等へ提供できるよう、
「危
険物災害等情報支援システム」を適切に運用してい
く必要がある。
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