令和4年版 消防白書 (318 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r4/items/r4_all.pdf |
出典情報 | 令和4年版 消防白書(1/23)《総務省 消防庁》 |
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平成7年(1995 年)以降の原子力施設における主な事故
施 設 名
動力炉・核燃料開発事業団
(当時)
動力炉・核燃料開発事業団
(当時)
平成7年 12 月8日
平成9年3月 11 日
平成 11 年9月 30 日
株式会社 JCO
平成 12 年8月 17 日
北海道電力㈱泊発電所
平成 13 年 11 月7日
中部電力㈱浜岡原子力発電所
平成 18 年3月 22 日
関西電力㈱大飯発電所
平成 19 年7月 16 日
東京電力㈱柏崎刈羽原子力発電所
東京電力㈱福島第一原子力発電所
平成 23 年3月 11 日
東京電力㈱福島第二原子力発電所
東北電力㈱女川原子力発電所
平成 25 年5月 23 日
平成 29 年6月6日
( 国研 ) 日本原子力研究開発機構
(公財)核物質管理センター
(六ヶ所保障措置センター)
令和3年3月 16 日
資料 1-8-1
( 独 ) 日本原子力研究開発機構
(当時)
事 故 概 要 等
使用前検査中の高速増殖炉「もんじゅ」において、冷却材であるナト
リウムが漏えいし、火災となった。
東海再処理施設アスファルト固化処理施設において、火災爆発が発生
した。
東海事業所ウラン加工施設において、臨界に達する事故が発生し、従
業員3人が重篤の放射線被ばくを受けた(うち2人死亡)ほか、これ
らの者を救急搬送した救急隊員3人、防災業務関係者、臨界状態停止
のための作業に従事した従業員を含む多数の者が被ばくした。
点検工事中の放射性廃棄物処理建屋サンプタンク内の清掃作業中に、
当該タンク内で体調不良となった作業員1人を救出するためタンク内
に入った別の2人の作業員のうち1人が、救出に使用した縄ばしごの
約1メートルの高さから落下転倒し、死亡した(病院において、全身
の放射線測定を改めて行った結果、臀部及び背部に汚染があり、臀部
の汚染は当初事業所から説明があったレベルより高いことが判明)。
定格熱出力運転中の1号機において、非常用炉心冷却系の一つである
高圧注入系の定期手動起動試験を実施したところ、同系統のタービン
蒸気配管から分岐する余熱除去系配管が破断し、放射性物質を含む蒸
気が原子炉建屋内に漏えいした。
3、4号機廃棄物処理建屋において、管理区域である同建屋4階の工
具等の物置として使用していた場所で火災が発生した。
新潟県中越沖地震(最大震度6強)が発生し、それに伴い3号機所内
変圧器において火災が発生した。
東北地方太平洋沖地震(最大震度7)の発生に伴い、非常用炉心冷却
装置による注水が不能になるなど、原災法に定める原子力緊急事態と
なった。また、原子炉建屋の水素爆発、火災、汚染水の滞留や放射性
物質が外部に放出されるなどの事態となった。
東北地方太平洋沖地震の発生に伴い、圧力抑制機能が喪失するなど、
原災法に定める原子力緊急事態となった。
東北地方太平洋沖地震の発生に伴い、タービン建屋地下1階において、
火災が発生した。
大強度陽子加速器施設J-PARCハドロン実験施設において、陽子
ビーム取出装置の誤作動により放射性物質が管理区域外に漏えいし、
放射線業務従事者 34 人が被ばくした。
大洗研究開発センター燃料研究棟において、核燃料物質を収納した貯
蔵容器の点検作業中、貯蔵容器内のビニルバッグが破裂し、作業員5
人が被ばくした。
六ヶ所保障措置分析所内のグローブボックス内において、廃棄物容器
内の内容物の化学反応による火災が発生した(設備等の損傷なし)。初
期消火に際し、職員1人に軽微な身体汚染が生じた。
INES による評価
資 料
発生年月日
1
3
4
-
1
-
-
7
※暫定評価
3
※暫定評価
-
1
2
-
主要港湾における消防機関の出動状況
(令和3年中)
事故種別件数
火災
爆発
11
事故発生場所別件数
流出
0
その他
10
7
係留中
修理・
解体中
海上
20
荷役中
0
その他
2
6
総トン数別事故件数
1,000 t
1,000 t
1万t以上
10 万t
以上
未満
10 万t未満
以上
1万t未満
14
6
2
2
不明
4
(備考)「特殊災害対策の現況」により作成
資 67