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令和4年版 消防白書 (87 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r4/items/r4_all.pdf
出典情報 令和4年版 消防白書(1/23)《総務省 消防庁》
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1章



第 1-2-2 図

災害の現況と課題
危険物施設における火災事故発生件数と被害状況

7,047

(備考)「危険物に係る事故の概要」により作成

1.火災事故

第 1-2-3 図

危険物施設別火災事故発生件数

危険物施設における令和3年中の火災事故の発
生件数は 224 件となっており、平成元年(1989 年)
以降火災事故が最も少なかった平成5年(1993 年)
の 107 件と比較すると、危険物施設が減少している
にもかかわらず、約 2.1 倍に増加している。主な発
生要因については、維持管理不十分、操作確認不十
分等の人的要因によるものが多くを占めている。
(1)危険物施設における火災事故発生件数と被害
令和3年中の危険物施設における火災事故の発生

(備考)1 「危険物に係る事故の概要」により作成

2 小数点第二位を四捨五入のため、合計等が一致しない場合
がある。

件数は 224 件(対前年比 37 件増)
、損害額は 70 億
4,692 万円(同 59 億 5,657 万円増)

死者は0人(同

第 1-2-4 図

出火原因物質別火災事故発生件数

2人減)

負傷者は 36 人
(同3人増)
となっている
(第
1-2-2 図)

また、危険物施設別の火災事故の発生件数をみる
と、一般取扱所が最も多く、次いで製造所、給油取
扱所の順となっており、これらの3施設区分の合計
で全体の 95.1%を占めている(第 1-2-3 図)


発生総数

一 方、 火 災 事 故 224 件 の う ち 110 件( 全 体 の
49.1%)は、
危険物が出火原因物質となっている(第
1-2-4 図)

(備考)1 「危険物に係る事故の概要」により作成

2 小数点第二位を四捨五入のため、合計等が一致しない場合
がある。

(2)危険物施設における火災事故の発生要因
令和3年中に発生した危険物施設における火災事
故の発生要因をみると、人的要因が 53.6%、物的
要因が 27.2%、その他の要因、不明及び調査中を
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