令和4年版 消防白書 (43 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r4/items/r4_all.pdf |
出典情報 | 令和4年版 消防白書(1/23)《総務省 消防庁》 |
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特集
特集 3-11 図
消防団を中核とした地域防災力の充実強化
消防団協力事業所表示制度
エ 地域防災力充実強化大会の開催
に深い理解や協力を示し、消防団員である従業員を
消防団等充実強化法の成立等を踏まえ、地域防災
雇用しているなどの事業所等に対し、消防団等地域
力の充実強化を図るため、
「地域防災力充実強化大
活動表彰を行っており、令和3年度には、消防団表
会」
を平成 27 年度以降開催している。令和4年度は、
彰を 14 団体、事業所表彰を 18 事業所が受賞した。
11 月 26 日、奈良県奈良市において開催した。
(3)幅広い住民の入団促進
オ 総務大臣による感謝状の贈呈
ア 社会環境の変化等に対応した制度等の導入
消防団員の確保等に積極的に取り組む消防団に対
多様な住民が消防団に参画するためには、基本団
し、平成 25 年度より、総務大臣から感謝状を贈呈
員の充実を前提としながらも各団員の得意分野を活
している。令和3年度は、前年度に比べて総団員数
かせる機能別団員や機能別分団の創設が有効であ
又は女性・学生消防団員数が相当数増加した 43 の
る。また、定年制度の見直しや、居住者だけでなく
消防団に対し、総務大臣から感謝状を贈呈した。
通勤・通学者も加入対象とするなど、幅広い層の人
材が入団できる環境の整備を図ることが必要であ
カ 消防庁長官による表彰
る。
自然災害や大規模事故等の現場において、顕著な
令和4年1月 18 日には、消防庁次長から各都道
活動実績が認められる消防団等に対し、防災功労者
府県知事等に通知(以下、本特集において「令和3
消防庁長官表彰を行っており、令和3年度には 12
年度消防庁次長通知」という。
)を発出し、機能別
団体が受賞した。
団員・機能別分団の導入について積極的に検討する
また、平常時の活動により、地域防災力の向上に
よう働きかけている。
寄与し、地域住民の安全の保持、向上に顕著な功績
があり、全国の模範となる消防団や団員確保につい
て特に力を入れている消防団、また消防団活動に特
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イ 被用者の入団促進
被用者である消防団員の割合の増加に伴い、消防