令和4年版 消防白書 (353 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r4/items/r4_all.pdf |
出典情報 | 令和4年版 消防白書(1/23)《総務省 消防庁》 |
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料
資料 2-8-5
緊急消防援助隊の出動実績
令和4年 11 月 30 日現在
年
(平成)
8
活動期間
12.6 ~ 12.12
災害名
蒲原沢土石流災害
(7日間)
10
9.4
(1日間)
3.29 〜 5.10
12
(1日間)
13
3.24 ~ 3.26
岩手県内陸北部を震源 宮城県、東京都
とする地震
(1都1県)
有珠山噴火災害
(3日間)
8.22 ~ 8.25
(4日間)
9.8 ~ 9.9
(2日間)
活動概要
72 隊 382 人
長野・新潟の県境付近で発生した土石流災害において、
東京消防庁及び名古屋市消防局の救助部隊による高度救
助用資機材を用いた検索・救助活動を行った。
宮城県、東京都、神奈川県
2隊7人
平成 12 年 (2000 年)
鳥取県西部地震
平成 13 年(2001 年)
芸予地震
兵庫県、広島県
北海道有珠山の噴火災害に対して、札幌市消防局及び
仙台市消防局から指揮支援部隊、東京消防庁、横浜市消
防局及び川崎市消防局から救助部隊、消火部隊が出動し、
地元消防本部の応援活動を行った。
4隊 15 人
鳥取県西部で発生した最大震度6強の地震に際し、広
島市消防局及び神戸市消防局の指揮支援部隊がヘリコプ
ターによる情報収集活動を行った。
9隊 37 人
安芸灘を震源とする最大震度6弱の地震の発生に際
し、大阪市消防局、神戸市消防局及び福岡市消防局の指
揮支援部隊が出動するとともに、鳥取県、岡山市消防局
及び北九州市消防局が情報収集活動を行った。
3隊 16 人
宮城県北部を震源とする地震(最大震度6弱、6強、
6弱が1日連続して発生)に際し、札幌市消防局の指揮
支援部隊、航空部隊及び茨城県の航空部隊が情報収集活
動を行った。
23 隊 56 人
三重県多度町にあるごみ固形燃料発電所火災に際し、
名古屋市消防局の指揮支援部隊、特殊災害部隊等が出動
し消火活動を行った。
30 隊 135 人
栃木県黒磯市タイヤ工場火災に際し、東京消防庁の指
揮支援部隊、特殊災害部隊等が出動し消火活動を行った。
(2県)
大阪府、兵庫県、岡山県、
福岡県、鳥取県
(1府4県)
宮城県北部を震源とす 北海道、茨城県
る地震
(1道1県)
三重県ごみ固形燃料
発電所火災
愛知県
(1県)
栃木県黒磯市ブリヂス 東京都
トン栃木工場火災
(1都)
15
9.26
平成 15 年(2003 年)
十勝沖地震
(1日間)
9.28 ~ 10.21
(1都2府7県)
平成 16 年7月新潟・
福島豪雨
(3日間)
7.18 ~ 7.19
平成 16 年7月福井豪
雨
神奈川県、富山県、石川県、
長野県、愛知県、滋賀県、
京都府、大阪府、兵庫県、
奈良県、鳥取県、島根県
(2府 10 県)
大阪府、岡山県、滋賀県、
10.21 ~ 10.22 平成 16 年台風第 23 号
愛知県
兵庫県豊岡市水害
(2日間)
10.23 ~ 11.1
(10 日間)
資 102
宮城県、山形県、栃木県、
群馬県、埼玉県、東京都、
神奈川県、富山県、石川県、
山梨県、長野県、岐阜県
(1都 11 県)
(2日間)
16
381 隊 1,417 人
出光興産北海道製油所
ナフサ貯蔵タンク火災
(24 日間)
7.13 ~ 7.15
青森県、宮城県、秋田県、
福島県、茨城県、東京都、
神奈川県、京都府、大阪府、
兵庫県
(1府3県)
平成 16 年 (2004 年)
新潟県中越地震
宮城県、山形県、福島県、
茨城県、栃木県、群馬県、
埼玉県、千葉県、東京都、
神奈川県、富山県、石川県、
山梨県、長野県、愛知県
(1都 14 県)
岩手県内陸北部で発生した最大震度6弱の地震に際
し、仙台市消防局及び東京消防庁の指揮支援部隊による
情報収集活動を行った。
14 隊 65 人
(1都2県)
(3日間)
7.26 ~7.28
東京都、愛知県
出動隊・出動人員
(1都1県)
(40 日間)
10.6
出動都道府県
指揮隊
17 隊
救助隊
76 隊
消火隊
4隊
救急隊
10 隊
後方支援隊
55 隊
航空隊
9隊
171 隊 693 人
指揮隊
16 隊
救助隊
69 隊
消火隊
19 隊
救急隊
19 隊
後方支援隊
27 隊
航空隊
9隊
159 隊 679 人
指揮隊
5隊
救助隊
44 隊
救急隊
3隊
後方支援隊
16 隊
航空隊
2隊
70 隊 284 人
指揮隊
23 隊
救助隊
83 隊
消火隊
99 隊
救急隊
80 隊
後方支援隊 148 隊
航空部隊
39 隊
その他
8隊
480 隊 2,121 人
北海道十勝沖を震源とする地震で(最大震度6弱が2
回発生)に際し、札幌市消防局及び仙台市消防局の指揮
支援部隊、航空部隊及び青森県の航空部隊が情報収集活
動を実施。
また、この地震により損傷した出光興産株式会社北海
道製油所のオイルタンクから発生した火災の消火活動及
び鎮火後の火災警戒活動のため、札幌市消防局の指揮支
援部隊、特殊災害部隊等が出動し応援活動を実施。さら
に、消火に必要な泡消火剤確保のため全国的な広域応援
を実施し、自衛隊航空機による輸送支援及び在日米軍か
らの泡消火剤の提供を受けた。
大規規模な堤防決壊により浸水した地域及び道路寸断
等により孤立した山間部等で救助活動を実施。3日間
の活動で救命ボート(66 隻)及びヘリコプター(9機)
により、三条市 1,652 人、見附市 106 人、中之島町(現
長岡市)97 人の計 1,855 人を救助した。(うち、ヘリコ
プターによる救助 92 人)
河川の決壊により住宅等に孤立した住民を救助。救命
ボート(80 隻)及びヘリコプター(9機)を活用して、
福井市 266 人、鯖江市 45 人及び美山町 77 人の計 388 人
を救助した。(うち、ヘリコプターによる救助 187 人)
台風第 23 号の集中豪雨により、河川堤防が決壊、豊
岡市において住宅等に孤立した住民の救助活動を実施。
住民 127 人を救命ボート(42 隻)等により救助すると
ともに、2,000 世帯を超える浸水家屋の戸別調査を行っ
た。
新潟県中越地方を中心に最大震度7の地震が発生。最
初の地震発生後も短時間に最大震度6強の地震が頻発
し、新潟県の内陸部・山間部に家屋倒壊、土砂崩れ等
の被害をもたらした。緊急消防援助隊は、主に小千谷
市、長岡市及び山古志村(現長岡市)において孤立住民
等の安否確認、救助・救出、救急搬送を行うとともに、
10 月 25 日に全村避難指示が出された山古志村からのヘ
リコプターによる救助活動を、自衛隊、警察及び海上保
安庁と連携して行った。さらに 27 日には、長岡市妙見
堰の土砂崩れによる車両転落現場において、長岡市、新
潟県内応援隊及び東京消防庁ハイパーレスキュー隊等に
より2歳男児とその母親を地震発生以来4日ぶりに救助
(母親は病院搬送後死亡確認)するなど、10 日間で 453
人を救助した。