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令和4年版 消防白書 (92 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r4/items/r4_all.pdf
出典情報 令和4年版 消防白書(1/23)《総務省 消防庁》
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第 1-2-13 図

危険物取扱者試験実施状況

11

第第
章章

災害の現況と課題

(備考)「危険物取扱者・消防設備士試験・免状統計表」((一財)消防試験研究センター)により作成

ア 危険物取扱者試験

いる。

令和3年度中の危険物取扱者試験は、全国で

令和3年度中の保安講習は、全国で延べ 1,853 回

4,278 回(対前年度比 187 回増)実施された。受験

(対前年度比 42 回増)実施され、18 万 7,837 人(同

者数は 34 万 2,492 人(同5万 162 人増)
、合格者

1 万 7,063 人増)が受講している(第 1-2-2 表)


数は 14 万 9,368 人(同1万 6,331 人増)で平均の
合格率は約 43.6%(同 1.9%減)となっている(第
1-2-13 図)


(4)事業所における保安体制
令和4年3月 31 日現在、危険物施設を所有する

この状況を試験の種類別にみると、
受験者数では、
乙種第4類が最も多く、次いで丙種、甲種となって
おり、この3種類で全体の約8割を占めている。

事業所総数は、全国で 17 万 5,402 事業所となって
いる。
事業所における保安体制の整備を図るため、一定
数量以上の危険物を貯蔵し、又は取り扱う危険物施

イ 保安講習

設の所有者等には、危険物保安監督者の選任、危険

危険物施設において危険物の取扱作業に従事する

物施設保安員の選定、予防規程の作成が義務付けら

危険物取扱者は、原則として3年に1度、都道府県

れている。また、同一事業所において一定の危険物

知事が行う危険物の取扱作業の保安に関する講習

施設を所有等し、かつ、一定数量以上の危険物を貯

(保安講習)を受けなければならないこととされて

蔵し、又は取り扱うものには、自衛消防組織の設

第 1-2-2 表

危険物取扱者保安講習受講者数及びその危険物取扱者免状の種類別内訳
(各年度)

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