令和4年版 消防白書 (55 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r4/items/r4_all.pdf |
出典情報 | 令和4年版 消防白書(1/23)《総務省 消防庁》 |
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特集
令和4年 10 月4日及び 11 月3日の北朝鮮による弾道ミサイル発射に伴う対応
特集 5-1 図
弾道ミサイル発射時の J アラートによる情報伝達
特集 5-2 図
弾道ミサイルを想定した住民避難訓練の概要
はじめ
7時 44 分頃、日本の東約 3,200km の我が国の排他
者ルートと地方公共団体ルートの両ルートで行われ
的経済水域(EEZ)外に落下したものと推定される。
た。
)
。
北朝鮮のミサイル発射による、我が国の領土・領海
の上空通過は平成 29 年以来5年ぶりとなる。
(2)
令和4年 11 月3日のミサイル発射事案
の概要
イ J アラートによる情報伝達
ア ミサイル発射事案概要
同日7時 27 分、ミサイル発射情報を対象地域の
北朝鮮は、令和4年 11 月3日7時台から8時台
北海道、東京都島しょ部、7時 29 分、青森県、東
にかけて ICBM 級の可能性のあるものを含む少なく
京都島しょ部に対して J アラートで伝達した。
とも3発の弾道ミサイルを東方向に向けて発射し
7時 42 分、ミサイル通過情報を対象地域の北海
た。うち同日7時 39 分頃に北朝鮮西岸付近から発
道及び青森県に対して J アラートで伝達した(ミサ
射された ICBM 級の可能性のある弾道ミサイルは、
イル発射情報及び通過情報の発信は、携帯電話事業
最高高度約 2,000km 程度で、約 750km 程度飛翔し、
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