令和4年版 消防白書 (21 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r4/items/r4_all.pdf |
出典情報 | 令和4年版 消防白書(1/23)《総務省 消防庁》 |
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特集
近年の大規模自然災害を踏まえた消防防災体制の整備
動態情報システムの機能向上を行い、各都道府県や
各ブロック単位での整備を進めていくこととしてい
る。
行った。
令和4年度においても、NBC 災害対応資機材セッ
ト 18 式等の配備を行う予定であり、着実に配備を
令和3年度までに、情報収集活動用ハイスペック
進めているところである。
ドローン 37 台の整備を行ったことにより、全都道
府県に対しての整備が完了したほか、映像伝送装置
< 化学剤検知器 >
< 大型除染システム >
31 台、拠点機能形成車1台の整備を行った。
令和4年度においても、特別高度工作車6台の更
新、拠点機能形成車5台の整備を行うとともに、緊
急消防援助隊動態情報システムの機能向上を行う。
NBC 災害対応資機材セット(一部)
ウ 大規模災害等航空消防防災体制充実強化対策
大規模災害等発生時の被害状況の早期把握、
救助・
救急活動、被災地への迅速な消防庁職員派遣などの
ため、消防防災ヘリコプターの航空機・資機材の整
備を行う。
本施策の目標としては、令和7年度までに、緊急
消防援助隊の航空小隊(令和2年 12 月1日時点で
情報収集活動用ハイスペックドローンの活用
74 隊)を 80 隊程度まで整備し、航空消防防災体制
の充実強化を図ることとしている。
令和3年度までに、新たな航空小隊が3隊配備さ
れ、緊急消防援助隊の航空小隊は 77 隊となった。
令和4年度以降においても、緊急消防援助隊の航
空小隊の整備促進を図る。
また、あわせて消防防災ヘリコプターによる広域
的な運航体制の更なる連携強化を図っていく。
拠点機能形成車
イ NBC 災害等緊急消防援助隊充実強化対策
NBC 災害等への対応体制の充実強化を図るため、
車両・資機材の老朽化を踏まえ、適切な整備を行う。
本施策の目標としては、令和7年度までに、全国
に配備している NBC 災害即応部隊(54 部隊)の資
機材(化学剤検知器や大型除染システム等)を最新
の知見に基づき整備することとしている。また、全
国の緊急消防援助隊に配備している放射線防護資機
材(放射線防護全面マスクや放射線量率計等)につ
いても、新機種に更新することとしている。
令和3年度までに、化学剤検知器や大型除染シス
テム等の NBC 災害対応資機材セット6式等の配備を
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消防防災ヘリコプター