令和4年版 消防白書 (149 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/r4/items/r4_all.pdf |
出典情報 | 令和4年版 消防白書(1/23)《総務省 消防庁》 |
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第
消防防災の組織と活動
(2)救急隊数、救急隊員数及び准救急隊員数
救急隊は、令和4年4月1日現在、5,328 隊(対
前年比 26 隊増)設置されている(第 2-5-4 図)
。
防用自動車と乗換運用している兼任の救急隊員も含
む。
)として救急業務に従事している(第 2-5-5 図)
。
また、救急隊員の資格要件を満たす消防職員のう
救急隊員は、人命を救うという重要な任務に従事
ち、より高度な応急処置が実施できる 250 時間の救
することから、最低 135 時間の救急業務に関する講
急科(旧救急標準課程及び旧救急Ⅱ課程を含む。以
習(旧救急Ⅰ課程)を修了した者等とされている。
下同じ。
)を修了した消防職員は、令和4年4月1
令和4年4月1日現在、この資格要件を満たす消
日現在、全国で8万 6,631 人(対前年比 707 人増)
防職員は全国で 13 万 1,358 人(対前年比 1,557 人
となっており、このうち3万 3,941 人が救急隊員と
増)となっており、このうち 6 万 5,853 人が、救急
して救急業務に従事している。また、准救急隊員*1
隊員(専任の救急隊員だけでなく、救急隊員として
については、令和4年4月1日現在、全国で 16 人
の辞令が発せられているが、ポンプ自動車等他の消
が救急業務に従事している。
第 2-5-4 図
救急隊数の推移
(各年4月1日現在)
(年)
(備考)「救急年報報告」により作成
*1
134
准救急隊員:消防法施行令に基づき、過疎地域及び離島において、市町村が適切な救急業務の実施を図るための措置として実施計画
を定めたときには、救急隊員2人と准救急隊員1人による救急隊の編成が可能である。准救急隊員は、救急業務に関する基礎的な講
習の課程を修了した常勤の消防職員等とされている。