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別添 新型コロナウイルス感染症対応について (193 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/index.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議(第5回 6/15)《内閣官房》
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各論

第4章

保健所等の地域保健の体制

第3節

入院調整、健康観察等

このため、2月3日、感染症法について、
・ 入院勧告・措置等における、都道府県による保健所設置市・特別区への総合調整
権限の創設
・ 入院勧告・措置の対象の限定
・ 正当な理由がなく入院措置に応じない場合又は入院先から逃げた場合の過料(50
万円以下)の創設
・ 感染者の宿泊療養・自宅療養に係る規定の創設
・ 都道府県による宿泊療養・自宅療養者に対する食事の提供などの生活支援の実施
及び市町村との連携規定の創設
等の改正を行った。
(自宅療養における My HER-SYS や自動架電の活用)
感染症法に自宅療養が位置付けられたことを受け、2月 12 日、厚生労働省は、都
道府県等が自宅療養者のフォローアップを行う際の留意事項を改定した。その中で、
HER-SYS に搭載された機能である My HER-SYS や自動架電を積極的に活用するよ
う求めた。
(次の局面に向けた課題)
○ 感染拡大時における自宅療養者等のフォローアップ体制の更なる強化
○ 患者の移送における消防機関との連携




3回目の緊急事態宣言(アルファ株~デルタ株)(2021.3 月中旬~9 月下旬)

アウトライン
アルファ株など感染力の強い変異株への置き換わりによる感染者数の増大に伴い
病床等がひっ迫し、自宅療養者等への対応が特に求められる状況となった。
2021 年春の感染再拡大を契機として、自宅療養者等の健康管理のため、一部の都道
府県において、My HER-SYS や自動架電が本格的に活用されるようになった。その一
方、自宅療養中の死亡事例が増加し、確実に機能する自宅療養等の体制整備を全国的
に進めることとされた。
また、2021 年夏の感染拡大では、それまでに経験したことのない感染拡大を受け、
患者療養の考え方が提示された。具体的には、ワクチン接種の進展に伴う患者像の変
化等の中で、入院は、重症患者や、中等症以下の患者の中で特に重症化リスクの高い
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