別添 新型コロナウイルス感染症対応について (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/index.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議(第5回 6/15)《内閣官房》 |
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用語
説明
新型コロナ
ウイルス
コロナウイルスの1つであり、本稿において 2019 年に中国
武漢市で発見された「SARS-CoV-2」をいう。なお、コロナウ
イルスには、一般の風邪の原因となるウイルスや、
「重症急性
呼吸器症候群(SARS)
」や 2012 年以降発生している「中東呼
吸器症候群(MERS)」ウイルスが含まれる。
新型コロナ
ウイルス感染症
変異株
濃厚接触者
積極的疫学調査
クラスター
3密
(3つの密)
上記の新型コロナウイルスにより引き起こされる感染症。
WHO が「COVID-19」と命名した。
一般的にウイルスは増殖や感染を繰り返す中で少しずつ変
異していくものであり、新型コロナウイルスも一定の速度で
変異していると考えられている(変異したウイルスを変異株
と呼ぶ)。国立感染症研究所において、WHO 等の分類方法を
参考に、新型コロナウイルスを「懸念される変異株」(VOC:
Variants of Concern)、
「注目すべき変異株」
(VOI: Variants of
Interests)等に分類している。このうち、主に感染性や重篤度
が増す・ワクチン効果が減弱するなど性質が変化した可能性
が明らかな株を「懸念される変異株」としており、デルタ株や
オミクロン株が列挙されている(2022 年4月現在)。
新型コロナウイルスに感染している者と濃厚な接触を行っ
たことにより、感染している可能性が相対的に高い者。濃厚な
接触については、距離や時間、状況等で総合的に判断される。
感染症法に基づき医師が行う発生届を起点として、届出の
あった感染者について、①感染源の推定(後ろ向き調査)、②
濃厚接触者の調査(前向き調査)の2つの調査を組み合わせて
実施することにより、感染拡大を防止することを主な目的と
するもの。
陽性者の一群。
集団感染が確認された場の特徴として、①換気の悪い密閉
空間、②多くの人が密集、③近距離(互いに手を伸ばしたら届
く距離)での会話や発声が行われた、という3つの条件が同時
に重なっていたとの分析結果が 2020 年3月 9 日専門家会議
「新型コロナウイルス感染症対策の見解」において示された
ことを受け、基本的な感染防止対策として回避すべきものと
して、3つの条件である「密閉」
・
「密集」
・
「密接」の頭文字を
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