別添 新型コロナウイルス感染症対応について (84 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/index.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議(第5回 6/15)《内閣官房》 |
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第2章
特措法運用
・高齢者施設においては、地域の実情に応じ、職員の頻回検査、面会時の感染対策の
徹底等を行う。
とされ、その後、基本的対処方針に反映した(2022.3.17)
。その他、同基本的対処方
針においては、同コロナ分科会における議論を踏まえ、重点措置区域において、不要
不急の都道府県間の移動は、国として自粛を求めないこととされた。
(まん延防止等重点措置の終了)
第 14 回コロナ分科会において「これまでの感染動向を踏まえた今後の対応の考え
方について」として、まん延防止等重点措置終了の考え方について、
「新規陽性者数が
微増傾向又は高止まりしていても、病床使用率が低下し、医療への負荷が低下する見
込みであれば終了できるのではないか。」、
「病床使用率、重症病床使用率が 50%を超
えていても、急激な増加が見られず、かつ、新規陽性者数が減少傾向であり、今後、
病床使用率、重症病床使用率が減少し、医療への負荷が低下する見込みであれば終了
できるのではないか。」等のまん延防止等重点措置終了の判断の考え方を示した
(2022.3.11)。
こうした考え方も踏まえて、感染状況や医療提供体制・公衆衛生体制に対する負荷
の状況について分析・評価を行い、オミクロン株の特徴を踏まえた感染防止策を講じ
たことなどにより、全国の新規陽性者数は今週先週比が 0.87 となり、直近の1週間
では 10 万人当たり約 296 人と減少が継続しており、年代別の新規陽性者数は全ての
年代で減少が継続し、全国の新規陽性者数減少の動きに伴い、療養者数、重症者数及
び死亡者数は減少が継続していると評価された 144ことなどを踏まえ、政府対策本部
において、3月 21 日をもって、まん延防止等重点措置を終了することを決定した
(2022.3.17)。
なお、1月 25 日から重点措置期間である3月 21 日までにおいて、人口 10 万人当
たり新規陽性者数が最も多い大阪府について、1月 25 日に人口 10 万人当たり新規
陽性者数は 141.5 人、病床使用率、重症病床使用率はそれぞれ 50.5%、20.3%、歓楽
街の 21 時の人出は 4.48 万人であった。その後人口 10 万人当たり新規陽性者数は2
月1日に最多の 182.1 人、病床使用率、重症病床使用率はそれぞれ 2 月 14 日、2 月
24 日に最大の 104.4%、57.7%、歓楽街の 21 時の人出は3月 18 日に最大の 6.27 万
人となった 145。
アドバイザリーボード(2022.3.15)
東京都について、まん延防止等重点措置を決定した 2022 年1月 19 日に人口 10 万人当たり
新規陽性者数は 64.1 人、病床使用率、重症病床使用率はそれぞれ 25.9%、2.0%、歓楽街の 21
時の人出は 9.50 万人であった。その後人口 10 万人当たり新規陽性者数は 2022 年2月8日に最
多の 142.6 人、病床使用率、重症病床使用率は2月 19 日に最大の 59.9%、15.9%、歓楽街の 21
時の人出は3月 11 日に最大の 11.46 万人となった。
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