よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


別添 新型コロナウイルス感染症対応について (215 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/index.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議(第5回 6/15)《内閣官房》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

各論

第4章

保健所等の地域保健の体制

第4節

保健所体制

(2021 年夏の感染拡大における保健所業務のひっ迫の状況)

図 53 療養先調整中の人数等の推移 2021 年6月~9月

(今後の感染拡大に備えた保健所体制の整備)
こうした課題に対応するため、10 月1日、厚生労働省は、都道府県等に対して、
2021 年夏と同程度の感染拡大が生じることを前提に、陽性者が増加して保健所業務
過多により業務遂行が困難となる場合を想定し、保健所の職員だけではなく本庁の職
員も動員した形での全庁体制で業務を行うなど、保健所の体制強化を求めた。
具体的には、
・ 業務がひっ迫してから体制強化の計画を立てることは困難であることから、あら
かじめ、感染拡大に伴う保健所の体制や人員確保の方法について計画を定めておく
こと
・ その際、体制強化開始の目安として、人口 10 万人当たりの1週間の陽性者数の
合計が 15 人を上回る場合、その2週間程度後に、入院調整等が困難となり、自宅
療養者が急増し、保健所業務がひっ迫するおそれがあることを考慮すること
・ 保健所の体制強化が図られていることの目安として、①陽性者への連絡について、
遅くとも陽性判明の翌日までに連絡できない場合が生じないこと、②積極的疫学調
査について、遅くとも発生届受理から翌々日までに調査が実施できない場合が生じ
ないことを考慮すること
214 |