各論

第７章

水際

国者総数管理の外枠として運用した。その後、その入国実績を踏まえ、入国者総数
は 1 日 2,000 人から 3,500 人目途に緩和された。
また、入国後健康居所フォローアップの実効性確保が課題となった。
表 11 入国者数の推移 2021 年７・８月

入国者数
（対前年同月比）

うち外国人入国者数
（対前年同月比）
検査可能数

７月

８月

111,093
（196.8%）

80,520
（102.2%）

59,465
（477.3%）

34,965
（120.2%）
（単位：人）

約 8,000 件（2021.7）

表 12 入国者のアプリへの応答率 2021 年７・８月

７月

健康状態確認
位置情報確認
ビデオ通話
※

８月

84.9%

95.3%

74.1％

86.4％

87.6%

95.4%

選手等のオリパラ関係者は組織委員会が主体となりフォローアップしたことから、オリパ
ラ関係者は対象外。

（オリパラ関係者の入国への対応等）
2021 年 7 月下旬から 9 月上旬の東京 2020 オリンピック・パラリンピック大会の
開催に当たり、7 月上旬以降に選手等のオリンピック・パラリンピックの関係者（以
下「オリパラ関係者」という。）の入国増が見込まれたことから、入国者総数管理の目
安（1 日約 2,000 人）の外枠として、オリパラ関係者が入国する運用とした（2021.7）
。
選手等のオリパラ関係者の入国に当たっては、混乱を避けるため、空港にオリパラ
関係者の専用入国レーンを設け、空港内制限エリア外に専用の検査待機場所を設ける
などの対応を行った。
また、東京オリンピック・パラリンピック公式プレイブック（第 3 版）が東京オリ
ンピック･パラリンピック競技大会組織委員会（以下「組織委員会」という。）から公
表（2021.6.15）され、出国前に必要な陰性証明の要件、入国後の行動管理ルール、検
査頻度・プロセスが示された。具体的には、
① 統合型入国者健康情報等管理システム（OCHA）と新型コロナウイルス接触確認ア
プリ COCOA をダウンロードすること、
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