別添 新型コロナウイルス感染症対応について (241 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/index.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議(第5回 6/15)《内閣官房》 |
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第5章
ワクチン
(ワクチンの追加供給契約の締結)
厚生労働省は、7月 20 日に、既存の契約に加え、引き続き武田薬品工業株式会社
による国内での流通の下、2022 年初頭から半年間で 5,000 万回分のワクチン 401の追
加供給を受けることについて、武田薬品工業株式会社及びモデルナ社と契約を締結し
た。
(新型コロナワクチン接種証明書の交付)
7月 26 日に、市町村は、海外渡航その他の事情により、新型コロナワクチン接種
証明書を求める住民に対して、新型コロナワクチン接種証明書の交付を開始した 402。
(海外在留邦人等向けワクチン接種の実施)
感染が世界的に拡大する中で、日本国内に住民票等を有しない海外在留邦人等の中
には、在留先でのワクチン接種に懸念を有し、日本に一時帰国してワクチン接種を行
うことを希望する声があったことから、8月1日から、成田空港及び羽田空港に設置
する会場での在留邦人等へのワクチン接種を開始した。
(国産ワクチンの供給契約締結)
厚生労働省は、9月6日に、武田薬品工業株式会社が米国・ノババックス社から技
術移管を受けて国内で生産及び流通を行うワクチン 403(以下「武田社のワクチン(ノ
ババックス)」という。)に関して、日本での薬事承認等を前提に、早ければ 2022 年
初頭から、おおむね1年間で、1億 5,000 万回分の供給を受けることについて、武田
薬品工業株式会社と契約を締結した。
(次の局面に向けた課題)
○ 10 月から 11 月にかけて接種を希望する人への接種完了に向けた更なる接種の
推進
〇 希望する全ての人に対する追加接種を実施できるようにするためのワクチン
の確保
12 月 16 日の武田/モデルナ社のワクチンの用法・用量に関する一部変更承認により、武田
/モデルナ社のワクチンの3回目接種の摂取量が初回接種の半量となったこと等を踏まえ、1バ
イアル当たり 15 回追加接種出来るものとして計算すると 7,500 万回の追加接種が可能となっ
た。
402
予防接種法に基づかない接種を受けた者については、予防接種の実施主体である市町村が接
種記録を保有していないことから、申請により、それぞれ、海外在留邦人等の一時帰国者を対象
とした接種で接種を受けた者は外務省から、治験による接種を受けた者は厚生労働省から、在日
米軍による接種を受けた在日米軍従業員は防衛省から新型コロナワクチン接種証明書の発行を受
けることとされた。
403
同ワクチンは組換えタンパクワクチンと呼ばれる B 型肝炎ワクチン等で用いられている従来
型の種類のワクチンである。
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