別添 新型コロナウイルス感染症対応について (306 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/index.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議(第5回 6/15)《内閣官房》 |
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補遺
東京 2020 オリンピック・パラリンピック大会に係る取組
検討、調整するため、
「東京オリンピック・パラリンピック競技大会における新型コロ
ナウイルス感染症対策調整会議」
(以下「コロナ対策調整会議」という。)が設置され
た(2020.9.4)。
この会議は、政府、東京都、組織委員会、JOC、JPC、感染症専門家で構成され、国
内の感染状況やスポーツ大会の開催状況、感染対策等を踏まえつつ、アスリート等に
とって安全・安心な大会運営の実現に向けて、アスリート、大会関係者、観客の3つ
のカテゴリーについて、入国・輸送・会場等の場面ごとの新型コロナウイルス感染症
対策について検討を行った。
第6回コロナ対策調整会議において、それまでの会議で議論・検討してきた新型コ
ロナ感染症対策について、「中間整理」として取りまとめ、公表した(2020.12.2)
。
(プレイブックの作成)
大会期間中の新型コロナウイルス感染症対策について、第6回コロナ対策調整会議
で取りまとめた「中間整理」を基に検討が進められた。国際的なスポーツ大会で取り
入れられていた、いわゆる「バブル方式」526を参考に、定期的な検査や組織委員会に
よる厳格な監督の下での行動管理、健康管理などの防疫上の措置が採られることとな
った。
アスリートを含む全ての大会参加者と大会をホストする日本国民の双方にとって、
安全で安心な大会を実現するため、組織委員会、IOC、IPC が、政府、東京都との議
論や感染症専門家等からの意見を踏まえて、大会参加者が遵守すべき新型コロナ対策
の行動ルールを示した「プレイブック」を作成し、その初版が公表された(2021.2.3)。
(観客の取扱い)
IOC、IPC、組織委員会、東京都及び政府による五者協議(以下「五者協議」という。)
が開催され、海外観客の受入れについては、国内外における感染状況や防疫措置、専
門家による科学的知見等を勘案して3月中に判断すること、観客の上限については、
国内の上限規制に準じることを基本に、4月中に判断することが合意された
(2020.3.3)。
(次の局面に向けた課題)
〇 引き続き、大会における新型コロナウイルス感染症対策について検討
○ 観客のコロナ対策及び観客の上限並びに海外観客の受入れ
国際的なスポーツ大会における感染症対策として、アスリートや関係者を特定の施設、エリ
アに厳格に隔離し、国内在住者との接触を厳に回避するもの。
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