各論

補遺

東京 2020 オリンピック・パラリンピック大会に係る取組

（観客の上限）
観客の上限については、海外観客の受入れ断念や、変異株による国内感染状況を踏
まえ、五者協議において、国内のスポーツイベント等における上限規制に準じること
を基本に、６月中に判断を行うこととされた(2021.4.28)。
（組織委員会における検討）
組織委員会は、コロナ対策調整会議の指針やプレイブック等に基づいて、組織委員
会が、新型コロナウイルスの感染状況などの環境変化を踏まえ安全・安心な大会運営
のために講じる具体的な感染予防対策について助言を得る機会として、東京 2020 大
会「新型コロナウイルス対策のための専門家ラウンドテーブル」
（以下「ラウンドテー
ブル」という。）を設置した(2021.4.30)。
（次の局面に向けた課題）
〇 大会における新型コロナウイルス感染症対策及び観客の取扱いについて、感染
状況・医療状況に応じた対応

７

３回目の緊急事態宣言（デルタ株）（2021.6 月中旬～9 月下旬）

アウトライン
大会における新型コロナウイルス感染症対策及び観客の取扱いについて、感染状
況・医療状況に応じた対応が求められ、東京都への緊急事態宣言を受けて、オリンピ
ックについては一部会場を除いて無観客、パラリンピックについては学校連携観戦を
除いて無観客として、大会が開催された。
（組織委員会における検討）
コロナ分科会の尾身茂会長など専門家有志が、東京 2020 大会に伴う感染拡大のリ
スク評価について提言をまとめた（2021.6.18）。
第 4 回ラウンドテーブルにおいて、提言を受けた検討が行われた(2021.6.18)。
（観客の上限）
五者協議において、オリンピック競技については、政府のイベント開催制限 528にお
いて「緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置解除後の経過措置（約１か月）」として
人数制限が「5,000 人又は収容定員 50％以内（≦10,000 人）のいずれか大きい方」と
されていることを踏まえ、全ての会場において観客数の上限を「収容定員 50％以内で
528

2021 年 6 月 17 日付け内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長事務連絡
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