別添 新型コロナウイルス感染症対応について (294 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/coronavirus_yushiki/index.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議(第5回 6/15)《内閣官房》 |
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第7章
水際
ルセンターを設置した。
運用開始当初、制度内容や事務手続について多数の問合せを受けることとなった。
これを受け、申請手続を見直し、提出書類を簡素化した(2021.11.17)。
更に、審査期間を短縮するため申請手続の電子化を図り、経済産業省が先行して電
子申請による受付を開始した(2021.11.17)
。その後、全省庁で電子申請による受付を
開始した(2021.11.25)。
また、入国者総数管理の目安を1日当たり約 3,500 人から約 5,000 人に引き上げた
(2021.11.26)。
(入国後の健康居所フォローアップと自宅待機等)
自宅待機の協力要請に従わず、不要不急の外出を行う入国者も依然として見られ、
引き続き、その実効性を高めていくことが課題となった。また、その際、感染防止の
ため隔離・停留の即時強制の措置が必要になるケースもあるが、その執行を拒否する
者なども見られ、どのように実効性を確保するかが課題となった。
一方、入国後の健康居所フォローアップ体制の強化により、入国者のアプリ(My
SOS)への応答率は、徐々に改善傾向が見られるようになった(5月の健康状態確認:
78.8%、位置情報確認:69.6%、ビデオ通話:8.4% →11 月の健康状態確認:94.5%、
位置情報確認:86.4%、ビデオ通話:93.2%)。
しかし、アプリに応答せず、厚生労働省入国者健康確認センターからの個別の連絡
に応じない入国者がいたため、民間警備会社が自宅等待機場所に実際に訪問した。訪
問後も連絡等をしなかった入国者に対して、郵送で入国時の誓約書に基づき厚生労働
省から氏名等が公表される旨を通告し、それでもなお連絡等をしなかった入国者の氏
名等を厚生労働省ホームページで公表した(2022 年 4 月時点で 145 名の氏名等を公
表)。
(次の局面に向けた課題)
○ 新しい入国者管理制度における業所管官庁の申請処理の改善
〇 入国者を増加させるために検疫のオペレーションの改善(書類確認の効率化、
入国時検査結果の効率的伝達、検疫宿泊施設の迅速な割り振り等)
○ 入国後の健康居所フォローアップの実効性確保
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