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資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (119 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
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FE-2

公募研究課題

(1)研究課題名
アナフィラキシー発症予防および初動対応の質向上に資する研究(25FE0201)

(2)目標
アナフィラキシーは、致死的転帰をたどる病態であり、免疫アレルギー疾患研究 10 か
年戦略で掲げた、「防ぎ得る死の根絶」を目指すためには、アナフィラキシーとは何か、
どのような状況で発症するか、といった知識の普及啓発により、一般国民がアレルギー患
者にアナフィラキシーの原因抗原を曝露させないようにすることや、発症した場合でも速
やかにアレルギー疾患を専門とする医師の適切な診断と治療につなげることが重要であ
る。本研究は、アレルギー専門医以外の医療従事者を対象とした、アナフィラキシーへの
対応に関するニーズ調査を行うとともに、既存の知見を整理して、アナフィラキシーの発
症予防に関する知識の普及および関係者・関係機関の連携の方法を提案し、その普及啓発
のための資材を作成することを目標とする。

(3)求められる成果
・病院内薬物アレルギー発症例に対するアレルギーを専門とする医師の役割をとりまと
めた手引き
・一般国民向けのアナフィラキシーとその発症予防の啓発資材
・救急救命士および医療従事者向けのアナフィラキシー対応の手引き

(4)研究費の規模等 ※



研究費の規模: 1課題当たり年間 4,800 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等
については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件(【

】内は条件を満たしていることを示す書類等)



次の疾患3つについて、それぞれアナフィラキシーと関連付けた研究経験が豊富な研究
者3名を研究代表者、または研究分担者とすること。(①食物アレルギー、②薬物アレ
ルギー、③昆虫アレルギー)
・ 「免疫アレルギー疾患研究 10 か年戦略」において患者・市民参画を推進していること
を踏まえ、患者・市民参画の実施者(患者・家族支援等の関係団体等)を研究協力者とし
て参画させる等の、患者・市民参画に関する具体的な取り組みが示されていること。
・ 厚生労働科学研究費補助金地域医療基盤開発推進研究事業「救急救命士が行う業務の質
の向上に資する研究」班と連携しながら、エピペンの使用実態について効果的な研究を進
めること。
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