資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (39 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》 |
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公募研究課題
(1)研究課題名
将来の人口動態等を踏まえ、外来医療、在宅医療等の医療資源の多寡の地域性に着目し、地
域単位の医療資源の最適化を通じた地域づくりに資する研究(25AA0101)
(2)目標
令和5年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針 2023」において、今後の高
齢者人口の更なる増加と人口減少に対応し、限りある資源を有効に活用しながら質の高い医療
・介護サービスを必要に応じて提供できる体制を確保する観点から、医療の機能分化と連携の
更なる推進、医療・介護人材の確保・育成、働き方改革、医療・介護ニーズの変化やデジタル
技術の著しい進展に対応した改革を早期に進める必要があるとされている。
特に、人口動態に伴う社会変化を踏まえた医療資源の最適化は喫緊の課題であり、地域毎に
様々な社会的資源の状況も勘案しながら、住民と共有可能な地域医療体制確保のビジョンを描
いていくことが求められる。
本研究では、将来の人口動態、居住形態、都市機能等の変化を踏まえ、外来医療、在宅医療
・介護等の都道府県、二次医療圏、市町村単位の医療機能別の中長期的(2040 年までを想定)
な需要推計を行い、それらに基づいた、地域単位の医療提供体制や医療資源の最適化や地域医
療の将来の制度設計を行うことに資するデータの整備と利活用方法をデータの本質を理解した
上で提言することを目標とする。
(3)求められる成果
〇医療機能別医療 提供 体制の需要推計( 職種 別を含む)を含む 地域 単位のデータ集を 作成 す
る。
〇地域単位のデータ集を地域において利活用するため、データの加工を含む利活用方法に関す
るマニュアル等を作成する。
〇地域の在宅医療・介護に関わる各職種(医師、薬剤師、看護師等)、居住形態や都市機能に
関わる各職種(学識者、民間、行政等)等との意見交換を通じた、地域単位のデータ集と実
態の乖離に関する分析を行う。
〇第9次医療計画策定のための基礎資料、地域の医療提供体制を踏まえたコミュニティ形成や
都市機能の検討にも資する基礎資料を作成する。
〇住民に対する地域単位のデータ集の周知資料を作成する。
(4)研究費の規模等 ※
研究費の規模:1課題当たり年間 20,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間:令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数:1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
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