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資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (133 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
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GA-1

公募研究課題

(1)研究課題名
訪問看護の質向上に向けた評価指標の標準化のための研究(25GA0101)

(2)目標
2024 年度介護報酬改定においては、「地域包括ケアシステムの深化・推進」等を基本的な
視点として、質の高いケアマネジメントや必要なサービスが切れ目なく提供されるよう、医療
と介護の連携の推進や看取りへの対応強化等に資する訪問看護に係る報酬を評価した。今後、
医療ニーズの高い利用者が増加する中、適切かつより質の高い訪問看護を提供することが期待
されていることから、訪問看護の質向上につながるエビデンスに基づくアウトカム指標につい
て検証する必要がある。
本研究は、
① 国内外の文献レビューによる既存評価指標の精査
② 訪問看護事業所の医療及び介護のサービス提供実態(ケアの内容、開始時期、頻度
等)、利用者の状態変化(要介護度、ADL、死亡、傷病名、合併症、褥瘡、排泄状況、検
査データ、在宅療養期間、入院履歴等)、総コスト等のアウトカムに関する分析
を実施し、そのうえで、訪問看護の質向上に寄与する評価指標を設定し、妥当性を検証する
ことを目標とする。

(3)求められる成果






訪問看護における既存の評価指標についての網羅的な把握と精査
訪問看護の質向上につながるケア及びアウトカムとの因果関係の検証
関連学会や団体のコンセンサスに基づく評価指標の提示
提示した評価指標の妥当性の検証
評価指標の活用を周知するためのツールの作成

(4)研究費の規模等 ※
研究費の規模: 1課題当たり年間 7,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和8年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。



(5)採択条件



訪問看護サービスの質評価に関する研究実績を有すること。
関連する学会及び団体の意見が反映される体制が構築されていること。(研究体制の中
で協力者に含める等)

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