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資料1-3 令和7年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(一次)(案) (43 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47009.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会(第142回 12/12)《厚生労働省》
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AB-1

公募研究課題

(1)研究課題名
我が国における ICD-11 によるコーディングの普及・教育に資する研究(25AB01
01)

(2)目標
疾病及び関連保健問題の国際統計分類第 11 版(ICD-11)は、2019 年5月に世界保健総
会で採択され、2022 年1月に WHO によって発効された。ICD-11 は今回初めて完全電子化
され、WHO は、各国の ICD-11 導入に向け、少なくとも5年の移行期間を設定している。
ICD-11 の使用に必要な情報は、主に WHO ウェブサイトで提供されており、これらの情報
を基に ICD-11 の公的統計への適用を円滑に進めることが喫緊の課題となっている。ま
た、ICD-11 導入のため、海外の状況も注視しつつ、臨床・研究等での利用者に対する
ICD-11 によるコーディングの教育・普及を行うことも急務となっている。
本研究は、WHO の最新情報に基づいた ICD-11 によるコーディングに関する基礎資料を
作成するともに、様々な立場の利用者に向けた教育研修を通じて、ICD-11 のわが国への
円滑な導入と普及・利活用の推進を図ることを目標とする。

(3)

求められる成果

・ICD-11 に関する WHO および各国の適用準備の情報を整理した資料を作成すること。
・臨床・研究を含む、特に医療現場で診療情報を扱う様々な立場の利用者が学習しやすい教
材を開発し、その教材を用いた教育研修の実施・評価を行うこと。
・ICD-11 のコーディングについて利用者が継続してスキルアップできる段階的教育カリキ
ュラムと指導者育成の枠組みを開発すること。

(4)研究費の規模等 ※
研究費の規模: 1課題当たり年間 6,000 千円程度 ※ (間接経費を含む)
研究実施予定期間: 令和7年度~令和9年度
新規採択課題予定数: 1課題程度 ※
※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等に
ついては、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。

(5)採択条件
・WHO の保健・医療関連行為に関する分類開発に貢献している国内外の専門家と協力して情
報収集する研究体制が構築されていること。
・WHO が開発している国際統計分類を用いた研究実績や、これらの分類作成に関わった実績
がある者が研究組織に参加すること。
・国内の保健・医療行為分類に関する研究実績又はコーディング等の実務および教育経験を
有し、専門職団体を代表する者が研究代表者もしくは研究分担者であること。
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